[メリオダス]消えたもの 3（リメイク中）

【過去編】己の罪 ページ46

貴女side




大体40分くらいたったかな…




小さな窓から外を見ると、大きな都市が見えた



メリ「ここがリオネス王国。さっき俺らがいた国と並ぶ大きい国だ」
貴女「そうなんだ……」




ここがリオネス…





見覚えがない場所だな…




そのあと私とメリオダスは馬車を降り、騎士たちに連れられた





連れられた場所はお城なのかな……




いや違う…







過去の記憶はないけれど、知識はある






周りに騎士がたくさんいて、真ん中、私とメリオダスが立たされてる




腕と足は縛られて逃げられないようにしている



ここは“裁判所”





何もしてないけど、なんで私たちはここに立たなくちゃいけないの…




メリオダスもきっと何もしていない…






そんな私の思考を遮り、裁判官は告げた






私たちの“罪”を____








「ダナフォールを破壊し、国の人々を一人残らず消滅させた。





メリオダス、お前は怒りの感情をコントロールできずに破壊。






A、お前は破壊のあと記憶を亡くし、それを元に殺意にまみれ、さらに人々を殺した。








よって前者を『憤怒の罪＜ドラゴン・シン＞』。後者を『殺意の罪＜イーグル・シン＞』とする！！」





貴女「っ………！？」






なに…





え……？





私、そんなことしたの …？






嘘だよね……






私は何も反抗できなかった




一言も言い返せなかった







ただ、己のありえない罪を悔いていただけ______

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