美しい景色 ページ25
オッパたちが帰った後も、ユノは残ってくれた
ユノ『もう外に出てもいいんだっけ』
A『うん』
ユノ『じゃあ、俺と散歩する？』
A『でも、一緒に出たら付き合ってることがばれちゃうかもしれない…』
ユノ『大丈夫！絶対バレない所見つけたから』
『ね、葉月ちゃん』
葉月『あそこだったらバレないでしょうね』
『念のため見張っておいてあげる』
とはいっても私はまだ車いすでしか動けない状態だった
ユノ『おいで、またA軽くなってる』
私を抱き上げ、車いすに乗せてくれる
ユノ『レッツゴー』
ユノ『ここだよ』
そこは緑が美しい人通りの少ない場所だった
A『こんな場所あったんだ』
ユノ『Aが外に出られるようになった行こうって、ずっと思ってたんだ』
A『ありがと』
葉月『じゃあ2人で行っといで、私がいても邪魔だろうし』
『ここで見張っとくから、ほら』
『ただし、7時までにはここに戻ってくるんだよ』
A「わかった」
「ありがとう、葉月」
私が言い終わるとユノは私の車いすをそっと押した
ユノ『外に出たの久しぶりでしょ』
A『うん、なんせ3週間ぶりぐらいだから』
ユノ『この坂上がるとすっごいきれいな場所があるんだ』
A『でも大変だよ、車いす押してなんてなおさら』
ユノ『大丈夫、俺はユノ・ユンホだ(笑)』
そう言ってさっきより少し強く、でも私の腰に負荷がかからないような強さで押した
そして坂の中腹ぐらいに達した時に
ユノ『A、目閉じて』
A『なんで？』
ユノ『いいから、いいから』
A『わかったよー』
私は目を閉じた
そして車いすが止まった
ユノ『A、目開けていいよ』
そっと私が目を開けるとそこには美しいソウルの街並みと美しい漢江が広がっていた
ユノ『きれいでしょ、俺もここを初めてみた時は驚いた』
するとユノが車いすを90度回して、その前にかがんだ
ユノ『でも、Aが元気になってよかった』
『落ちた時もそうだけど、心肺停止になった時はもう二度とAと話せないんじゃないか、俺の腕から出てっちゃうんじゃないかって思って本当に怖かった』
A『心配かけてごめんね』
『大丈夫だよ、私は何があってもユノのそばを離れないから』
2人のそっと唇が触れた
そして、深いキスに変わった
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mayu(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ありがとうございます。 そんな風に言っていただける方がいらっしゃるなんて！ 不定期更新でまだま私ではございますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月5日 10時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - この作品はとてもおもしろかったです。 ユノとてもかっこいいですよね。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年1月4日 23時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2019年4月4日 20時
