夢は検事でして ページ24
―Three week Later―
私は一人病室でパソコンに向かっていた
イトゥク『Aちゃん！』
A『おぉ、オッパたち来てくれたの？』
『ユノも！』
ヒチョル『なんだ？この分厚い本は？』
パソコンの横に小高く積まれた本を指さした
ユノ『現行韓国六法じゃん、これ』
イトゥク『知ってるの？』
ユノ『親戚の家に行くと必ずあるし、ちょっと俺も読んだことあるから』
ヒチョル『ユノの家は、法曹関係者が多いからな』
『でもなんでAちゃんが？』
A『退院後のドラマで、検事の役をやらせてもらうことになったから』
『日本の法律は分かるけど、韓国のは分からないことだらけだし』
ヒチョル『セリフの部分だけ理解してればいいんじゃないの』
A『ホントはね、でもこれを機にちょっとやってみようかなって』
『時間がないとできないことだし、だったら今しかないなって』
葉月『単純にAが法律オタクだからだよ』
少し前に買い物に出ていた葉月が帰ってきた
イトゥク『葉月ちゃん！久しぶり』
葉月『Aのためにありがとうございます』
ヒチョル『いや、俺たちが来たくて来てるだけだから』
『何Aちゃんが法律オタクって』
葉月『Aは好きなことしかやらないでしょ』
『理系科目が嫌いって言って、全然やらなくて高校で大変だったのに』
『大学入ったら、四六時中法律のことばっかり』
『女優業に復帰したら、演技と法律のことばっかり』
『何するのも法律と演技のことばっかり』
『そのおかげで、司法試験には大学史上最短合格で、大学も主席卒』
『それなのに、女優やってる変わり者だからね』
『そして夫婦そろって子供のころの夢が検事っていう奇跡』
A『私の話はもういいから』
『なんか面白い話してよ、ずっと同じところにいて飽きた』
ヒチョル『小学生か』
イトゥク『いいじゃん、俺もずっとここにいたら詰まんないだろうし』
ヒチョル『この前の音楽番組でドンへが…』
A『やっぱり、オッパたちの話は面白い！』
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mayu(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ありがとうございます。 そんな風に言っていただける方がいらっしゃるなんて！ 不定期更新でまだま私ではございますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月5日 10時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - この作品はとてもおもしろかったです。 ユノとてもかっこいいですよね。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年1月4日 23時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2019年4月4日 20時
