私は私

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蛍タンポポの綿毛まう頃年に一度全国各地で齢15になる者達を集めて持ち主の魔力を高める魔導書(グリモワール)の授与式が行われる。

魔導書(グリモワール)授与式当日


ノアル「魔導書がもらえるんだね」

ユノ「ノアルは絶対もらえると思うけどアスタはわかんないぞ」

アスタ「何だとユノ。イケメンこのやろー」

塔主「ようこそ受領者諸君。今日からそれぞれの道を歩む君たちへ…「誠実」「希望」「愛」を…」

塔主「私はこの魔導書塔(グリモワールとう)の塔主である。…この地から魔法帝はおろか…」

モブ「今日で僕も一人前の魔導士だ！」

モブ「オイあれ、教会の孤児のヤツらだぜ」

モブ「けど片方かっこよくない？」

ユノお兄ちゃんはやっぱりモテるな〜

モブ「あのこすごくかわいいじゃん！」

モブ「下民なんて信じられない)

塔主「魔法騎士団に入ってこれといった功績を挙げた者はいない。この中でいつの日か魔法帝になることを願う」

塔主「いや、ホント、マジで!!」

塔主「それでは魔導書(グリモワール)授与

様々な魔導書がみんなの手元にくる

モブ「どうだ!俺の魔導書大きいだろ」

モブ「俺のほうがぶ厚いぜ」

モブ「魔法騎士団の入団試験に向けて頑張ろうかな?」

モブ「私は魔導書が埋まってから考えようかな〜？」

ノアル「わ〜。私の魔導書だ〜」

ノアルは水色と青の三つ葉の魔導書だった



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作者のくるみです。
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