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甘味屋についた時には、
反対側から横尾さんと宮田が来ていた。
「……ここは…太輔の伯母さんの…」
荒い息を吐きながら横尾さんが呟く。
支柱も焦げ落ちていて嫌な予感が止まらない。
ボロボロに落ちていた暖簾幕を踏まないように
店内に入ると、
そこにいたのは
藤ヶ谷様を抱きながらすわりこんでいる北山様。
そして奥に見えたのは怯えた表情をした…千賀。
『そいつに触るな!!』
声を荒らげ一歩踏み出した時…
千賀を斬ろうとした男が振り返った。
額に大きな傷‥‥
華奢な男なのに威圧感があり、
思わず後ずさりする。
「……邪魔が入ったし今日のところは帰るか。」
男は俺のことなど目もくれず、横を通り過ぎた。
……俺は何も動けなかった。
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いっぽちゃん(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます✿ただいま作成中です···!もう少しお待ちください。 (2023年4月4日 7時) (レス) id: 837c8c98f1 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 続きが気になります。更新待ってます。 (2023年4月3日 21時) (レス) id: 29558d72fa (このIDを非表示/違反報告)
いっぽちゃん(プロフ) - ちびさん» コメントありがとうございます✿創作ものですが辻斬りは実際にあったことらしいので時代物としてあえて入れました。藤北の関係も最後までハラハラさせてしまうと思いますが楽しんで読んでください。よろしくお願いします。 (2023年4月2日 20時) (レス) id: 837c8c98f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - めっちゃ楽しいです。通知来ると嬉しくて蘭怖いですがあの時代ならそうですよね、ミツと蘭の関係気になるしFKも、どうなるのか気になりますね⚪︎お話楽しいしドキドキします、続楽しみにしてます⚪︎ (2023年4月2日 18時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2023年2月22日 13時