【ワールドトリガー 】 太刀川慶の妹２

67話 ページ31

ワイヤーがフェイクだと分かり，再び追撃しようとするが，三雲が止めに来た



三雲の存在に意識を持ってかれた樫尾は雨取の鉛弾に気がつかず，隙ができてしまった



すかさず，上へ逃げようとするが，ハウンドの鉛弾であるため，樫尾の足に当たり，重さでしゃがみこんでしまう



三雲はそれを見逃さず，スラスターで樫尾を攻撃し，倒した



国近「鉛弾からのスラスターぶった斬り！

樫尾隊員がここで落とされた！」



北添「カシオはあと一歩って感じだったけど，雨取ちゃんのブラフに惑わされたね」



当真「『罠があるって思わせとくだけで判断力の何割かは奪える』

うちの隊長がいつも言ってるぜ」



一方，空閑は生駒隊と戦っていたが，隠岐の狙撃で右腕を落とされる



三雲はワイヤー地帯まで行き，空閑と合流しようとするが，王子が攻撃をしかけた



三雲と雨取は再び，ワイヤー地帯を目指す



王子は隠岐を追うかと思われたが，一貫して玉狛狙いである



理由として，ワイヤーと空閑だけが残っていても意味がなく，ワイヤーの奥から狙撃することで，ワイヤー陣の意味が成される



三雲は左手しか使わない王子に止められると思っているが，王子は三雲に対し



王子「侮るつもりはないけど，きみはそこまで強くない」



そう言い，三雲の右腕を斬る



三雲はすぐにスラスターやスパイダーで対応するが，王子に効いている様子はない



そして，王子は右手で三雲の首を掴み，スコーピオンで刺した



三雲は伝達系 切断で緊急脱出する



王子の戦っている様子を見て，嬉しそうに微笑むA



三雲が落とされ，王子はそのまま雨取を追う




しかし，雨取は鉛弾ではない普通のハウンドを撃つ



王子「撃てないね (ブラフだ)」



王子はそう考えるが，ハウンドは王子の手前に落とされる



国近「これは………視線誘導で地面を撃った!?」



王子は面白そうだと笑う



王子「………………やるじゃないか

アマトリチャーナ………！」




そして，そのまま雨取はワイヤー地帯にたどり着く

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