【ワールドトリガー 】 太刀川慶の妹２

58話 ページ21

ここで，ガロプラメンバーの名前出しちゃいます

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地下の遠征艇前には，A，太刀川，風間，小南，村上が待ち構えていた


風間「……来るぞ 二人だ 遠征艇ドック用エレベーターを降下中」


村上「二人だけですか？」


風間「ゲートで犬型のトリトン兵を呼ぶそうだ」


A「…犬………」


太刀川「前の新型より手強いってことはないだろ

こっちに余予知があるからとはいえ，この面子に突っ込んでくる相手がかわいそうだな」


太刀川は，なはははと笑い，小南はため息がつく


小南「何，のんきなこと言ってんの

迅の予知だとあんた真っ二つにされるらしいわよ」


A，風間，村上「…………！」


太刀川はそれを聞き，顎に手をあてる


太刀川「へぇ そいつは俄然楽しみになってきた」


Aは少し，不安になっていた



A「…(どうか，何も起こりませんように)」




そして，上からネイバーが二人降りてきた



しかし，遠征艇の前には，A，太刀川，小南，村上の四人がいた



ガロプラの隊長 ガトリンは下に降り，ラタリコフは上に残り，トリガーを起動する



太刀川「目標確認 壁は鬼怒田さんが分厚く補強済み

壊しちゃダメなものはしまってある

地下だから音もそんなに気にしなくていい

上と違ってメテオラも解禁

思いっきりやっていいそうだ」


A，村上「了解」


小南「OK」


そして，太刀川は後ろに指を向ける


太刀川「あんたらのお目当てはこの中だ」


それを聞き，ラタリコフは少し驚いた表情になる


太刀川「遠征艇をぶっ壊したきゃ，その前に俺達四人をぶった斬らなきゃなんないな」


ガトリンは太刀川の言葉を聞き，ラタリコフ同様に少し驚いた表情になる


ガトリン「(どういうことだ………？こちらの目的だけでなく，トリガーの情報まで………)」


ガトリンが考えていると，犬型のトリトン兵の『ドグ・バトリーレ』が何かに気づいたように少し，上を向く


ラタリコフ「(！隊長！)」


ラタリコフが声をかけるが，遅かった


ガトリンの後ろから，姿を現した風間がガトリンの左腕を斬った



ガトリン「…………！！」



太刀川「おっと悪い四人じゃなくて五人だった」


ラタリコフ「姿を消すトリガー……！」


ガトリン「(これ見よがしにトリトン反応は隠れた人間を紛れさせるためか)」



ガトリンの背中から四本の鉤爪が出て来て，左腕は銃が取り付けられる


太刀川，ガトリン「「戦闘開始だ」」

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