【ワールドトリガー 】 太刀川慶の妹２

43話 ページ2

風間が医者を連れてきてAを診ている頃，太刀川と風間はICUの外にいた


風間は太刀川に声をかける


風間「…悔やんでいるのか……太刀川……」


太刀川は普段の表情からでは見たことがないくらい悲しい表情だった


太刀川「………俺がもう少し早く来ていれば………………Aはあんな大怪我をする事はなかった………」


太刀川はズルズルとしゃがみこんでしまう


風間も少し俯いてしまう


そして，ICUから医者が出てくる


医者「太刀川さん…少しお話良いですか？」


太刀川は顔を上げ返事をする


風間は防衛任務だからと帰った






医者「………Aさんの事ですが…………先程，色々検証してみましたが，Aさんが反応する事はありませんでした……」


太刀川は悔しそうにし，手を強く握りしめた








それから，数日間太刀川は毎日，見舞いに来ていたが，Aが目を覚めることはなかった


太刀川は防衛任務のため，午前中に病院に見舞いに来ることはなかった


そして，午後見舞いに行くと，看護師に声をかけられる



看護師「妹さん！目が覚まされましたよ！」


それを聞き，太刀川は思わず涙が出る


看護師「…そういえば…妹さんから伝言がありますよ！」


太刀川「？伝言ですか？」


看護師は困ったような表情をしながらも，嬉しそうにする


看護師「ええ……まだ起きたばっかりなのに車椅子で屋上に行っちゃってね……
私もついていくと言ったんですが，大丈夫だと返されてしまって………


妹さんからの伝言は

『屋上にいるから会いにきてね』だそうですよ

仲がいいですね〜！」


太刀川は看護師に礼を言い，走って屋上に向かった


途中で誰かの怒る声が聞こえたが，無視して走っていた




太刀川が屋上のドアを開けると……………




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短いですが，ここで止めます

続きます

ICUから起き上がって，直ぐに屋上に行く……


回復力高い…………

絶対ありませんが………ご了承下さい

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