【おそ松】イケメン女子って最高か(怒)

第20松 ページ22

A『おお、こんにちはおそ松。』



おそ松「ちはーっす。って、はははすげぇ汚れてんな？」



A『えっ、嘘。…って、うわぁ今日も洗濯頑張んなきゃ…(笑)』



おそ松と会い、一緒に他愛もない話をしながら道を歩いていった。



おそ松「へー、つかかっこいいね？作業着も似合うとか。」


A『あざーっす。よく言われる(笑)』


おそ松「はは、腹立つ〜！(笑)
そういやぁ何の仕事してんの？」



A『清掃業だよ。建設途中のビルとかマンション掃除してきれいにする仕事。』



おそ松「清掃業？うぇー、よくそんな汚い仕事出来るね？俺だったら無理。だってゴミ扱うんでしょ？」



A『あはは、まあそうだね。
汚い所きれいにしなきゃいけないし大変だけど、私は清掃の仕事好きだよ。』



そう言うとおそ松はポカーンとしていた。
全く、掃除の良さを分かってないなこの人は。



A『自分の手でどんどんきれいになってくのってすごい気持ちいいもん。
掃除してきれいになった所をパッと見渡すと、「わぁぁ…！」って何かテンション上がるというか、嬉しくならない？』



おそ松「んー…まあ分からなくもないかもしれないけど…。」


A『でしょ♪おそ松、ひとつだけ…これだけは覚えておいて？

ビルもマンションも、ショッピングモールも駅も、トイレも…掃除してくれる人が居るから、私達は気持ち良く利用出来たり、過ごす事が出来てるんだ。

清掃業って悪いイメージかもしれないけど、ゴミから世界の平和を守ってる立派な仕事だよ。


だから私は好きだし、この仕事に誇りを持ってる。まあ、ゴミのホコリは嫌いだけどな？(笑)』



おそ松「A……」



A『だから清掃業の仕事される人達の事、あまり馬鹿にしたりしないであげてね？』



って、そういえばそろそろシャワー浴びて、着替えてリョウの元に行かないとだ。
清掃業で働いてるとはいえ、リョウの体にゴミとか細菌を持ち込む訳にはいかないからな…。



A『じゃあまたな。私これから着替えてリョウの所行ってくる。』




おそ松「お、おお。またな。




あいつ……イケメンのくせに心もきれいとか…」

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