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「澪、いきなりどうしたの?それは、沖矢さんに迷惑だからダメだよ?」
「やだー!!みお、すーくんのおうちいくの!!」
やだやだ!!と沖矢さんの洋服を掴んで離さない澪に、溜息をつく。
「みお、わがままだめだぞ?」
「あー、Aさんが良ければ構いませんよ?」
へ?
「じゃあ僕も行くよ!!!」
へ?コナンくん??
「やった!!まま!!いいって!!すーくんがいってるよ!!」
やった!!と全身で喜びを表現する我が子にNOとは言えず、沖矢さんにもう一度確認してしまった。
「本当にいいんですか?」
「構いませんよ?」
「透流、郁流、へいき?」
「みおがいいならいいよ。」
「おれも。」
初めてあった人の家に行くってどうよ...まあ本人がいいって言ってるしいっか。コナンくんいるし。
「あ、でも荷物預けてあるのでちょっと待ってください!!」
「それなら入り口で待っていてください。車まわしますので。」
なにこれ、至れり尽くせりなんだけど...
沖矢さんはべったりくっついている澪を連れて車を取りに行ってしまった為、私と透流と郁流、コナンくんはロッカーへと行き荷物を持った。
「A姉ちゃんすっごく買ったんだねぇ」
少し呆れたようなコナンくんに本当はこれに食材も持ってタクシーで帰るつもりだったと告げると溜息をつかれた。...解せぬ。
3人に手伝ってもらって運んだ荷物をみて、車をまわしてくれた沖矢さんも苦笑いしながらトランクに詰めてくれた。
それから私が助手席、後ろに子供たちをぎゅうぎゅうに詰めて座らせると、沖矢さんが声をかける。
「それじゃあ行きますね。」
その声を合図に、工藤邸へと出発したのだった。
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まみこ(プロフ) - 244万……!すごいヒット数ですね!とても素敵なお話、一気読みしちゃいました笑笑 (2022年12月21日 23時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました!!ありがとうございます!! (2018年5月24日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - セコムになる話。で昴さんが「すーにい」と呼ばれていましたが、3つ子は昴さんを「すーくん」と呼んでいませんでしたか? (2018年5月24日 18時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました!いつもありがとうごさいます!!! (2018年5月23日 19時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あと、「みつご」は、「三つ子」の方が良いと思います。 (2018年5月23日 19時) (レス) id: ecb7d31a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空良 | 作成日時:2018年5月7日 17時