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「おいしー！！！」
「まま、おちゃのむ！！」
「これ、ポアロのパウンドケーキと似てません？？」
「歩美もそう思ってたの！！光彦くん流石！！」
「どれもうめぇーぞ！！！」
「あはは、みんな気をつけて食べてね？？」
それぞれ美味しそうに食べてくれる為作ってよかった、と思う。それと同時に、これはオリジナルレシピだから私と零以外に同じものは作れないはずなんだけどなぁと少し疑問に思った。
「Aさん、私達も食べちゃっていいの？」
大人びた感じの哀ちゃんは、私にそんな質問をしていて、さしずめこの子達の保護者ってとこかな？と考える。
「いいのいいの！いっぱい持ってきてたし、子供は遠慮なんかしなくていいのよ？」
そう言ってぐしゃぐしゃと軽く頭を撫でると擽ったそうに少し笑った後、ありがとう。と言ってくれた。
クーデレ可愛い。うん。
「そーいや、とおるくんたちってどういう漢字なんだ？」
思い出した！と言うように聞いてくるコナンくんに、元太くんが便乗する。
「確かに！安室の兄ちゃんもとおるだしよ！どんな字を書くんだ？」
「んーとね、透流は透明の透に流れるで、澪はさんずいに零って書くの。それで郁流はちょっと難しい字なんだけどかぐわしいっていう意味の文字簡単に言うといい匂い、かな？に流れるで郁流だよ。」
難しいよね、と笑えば、コナンくんはううん！教えてくれてありがとう！！とニッコリ笑顔を返してくれた。
「俺はよくわかんなかったけど、いい名前だと思うぞ！！」
「私もそう思うわ。」
「私も私もー！！」
「ありがとう、みんな。あれ？澪寝ちゃった。」
みんなと走り回って疲れたのか、澪はお菓子を食べきらずに眠ってしまった。
透流と郁流はまだ元気そうだ。
「かあさん、みおねたからかえろ？」
「...おうちでおひるね、しよ？」
「そうしよっか。じゃあ、皆お菓子食べ終えたみたいだしそろそろ私たちはお暇するね？」
少年探偵団の皆にそう告げると、頷いて片付けを手伝ってくれた。澪を抱えたままは厳しかったのでかなり助かる。
片付けを終えて公園の出入口を目指すと後ろからまた遊ぼうねーと澪に遠慮して少し小さな声で声をかけてくれる子供たちに、透流と郁流は嬉しそうに手を振り返していた。
「お友達出来て良かったね？」
「「うん！！！」」
3つ子にとって、とってもいい日になったみたいだ。
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まみこ(プロフ) - 244万……！すごいヒット数ですね！とても素敵なお話、一気読みしちゃいました笑笑 (2022年12月21日 23時) (
レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました！！ありがとうございます！！ (2018年5月24日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - セコムになる話。で昴さんが「すーにい」と呼ばれていましたが、3つ子は昴さんを「すーくん」と呼んでいませんでしたか？ (2018年5月24日 18時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました！いつもありがとうごさいます！！！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あと、「みつご」は、「三つ子」の方が良いと思います。 (2018年5月23日 19時) (レス) id: ecb7d31a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空良
| 作成日時：2018年5月7日 17時
