08:西日 ページ10
A「なんだか、別の世界から来たような方でしたね。」
土方「あぁ…不思議な雰囲気があったな。」
屯所へと戻りながら、
先程軽く挨拶を交わした彩さんの話をしていた。
土方「…後で女将の見舞いに行こうと思っているが、お前も一緒に行くか?」
A「えっ、いいんですか?」
土方「女将からしょっちゅうお前の話を聞いてたし、仲が良いんだろ?連れて行ってやるよ。」
確かに、私は四季に行く度に女将さんに色々お話を聞いてもらって、
たまに出掛けたりするくらいの仲だ。
いつもお世話になってるし…
A「それじゃ、お言葉に甘えて…ご同行させて下さい。」ニコ
土方「っ…あぁ。」
土方(こいつ、たまにこういういい顔で笑ってくるから、困るんだよなぁ…)///
・
・
・
女将さんの家に行くまでの道程…
特に何を話すわけでもなく、
でも、沈黙が続いても決して嫌な空気にはならなくて…
どこかほっとするような雰囲気が漂っていた。
…私はこの空気が好きだけど、副長はどう思っているんだろう?
ふと、隣に居る副長を見やると、
西日に照らされた横顔がとても素敵で__
土方「…ん?どうした?」
視線に気付いた副長に、声を掛けられて、
A「あ、いえ…」///
赤く染まってしまった頬を見られないように、慌てて視線を逸らした。
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時