06：仕事の目的 ページ8
A「…花魁になる、目的は何でしょうか？」
鴨「…お前も気付いているとは思うが、最近攘夷派の動きが激しくなってきている。
激しくなってきている、と言っても、
あいつらは馬鹿じゃねぇからそう易々と顔を出したりしねぇ。
…攘夷派の高杉晋作が、霧里の店によく出入りしていると小耳に挟んだんでな。
お前にはあいつの動きを見ててほしいんだ。」
高杉さん、か…
A「あちらは私の顔を知らないのでしょうか？
知っているんだとしたら、逃げられるだけなんじゃ…」
すると鴨さんは、呆れ笑いのような顔をした。
鴨「A…お前本当に花魁の世界を知らないんだな。」笑
A「当たり前じゃないですか。行ったことなんてありませんし…」
鴨さんや局長じゃないんだから。((
鴨「…今、失礼なこと考えただろ。
霧里に化粧してもらえば、別人みたいな顔になるはずだ。
そんなに高杉と面識があるわけじゃないし、バレねぇから安心しろ。」
…大丈夫だろうか。
でも、これも新撰組の為だと思えば…
A「分かりました。引き受けます。」
鴨「ん。いい返事。」
くしゃり、と頭を撫でられる。
・
・
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鴨「…俺や近藤があの店に行ってんのは、遊びに行ってんじゃねぇからな。」
A「色んな話を聞くためでしょう？分かっていますよ。」
鴨「…ならいいけど。」
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まひろ(プロフ) - いえいえ！私もイケメン幕末大好きなので！！この小説にであってよかったと思ってます！ (2018年1月23日 16時) (
レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね！応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ | 作成日時：2017年9月22日 0時
