44:心配 ページ47
門を潜ると、
隊士「…あ、Aさん!!大丈夫なのですか!?」
鍛錬を行っていた隊士が私達に気付き、声を掛けてきた。
A「うん、大丈夫。
心配掛けてごめんね。」
隊士「いえ、ご無事で良かったです!」
隊士と話をしていると、
向こうから総司が歩いてくるのが見えた。
沖田「…!A!!」
私の名前を呼ぶや否や、駆け寄って抱き着いてくる。
A「ちょっ…総司、傷口開くから…!」
沖田「えっ、あ…ごめん。」
…なんだかこのやり取り、龍馬ともしたような…
そんな事より、普段取り乱したりしない総司が、
人前で抱き着いてきたりするなんて…
余程心配を掛けてしまったんだな。
A「…ごめんね総司。ありがとう。」
総司「ううん…兎に角、良かった。」
見廻りの時間となり去っていった総司を見送ると、
今度は局長がこちらに気付いた。
近藤「A、おかえり。無事で何よりだ!」
A「局長、ご心配お掛けしてすみません。
…あの、私を牢へ連れて行ってもらえますか?」
とお願いすると、局長は驚いて目を見開いた。
近藤「芹沢、Aに伝えたのか?」
鴨「あぁ。こいつとしても、何故自分が襲われたのか知りたいんだろう。
俺が側に付いておくから、行ってもいいか?」
近藤「…分かった。くれぐれも気を付けてな。」
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時