41：優しさ ページ44
鴨さんが此処を訪れたのは、
私の顔を見る為だけでなく、
"協力"の話し合いをする為だという。
鴨「…じゃ、今日はこの辺で解散だな。
各自で探りを入れて七日後にまた集まる、それでいいか？」
龍馬と高杉さんはそれぞれ頷いた。
鴨「…A、歩けるか？」
そう聞かれて、試しに立ち上がってみると、
少し背中が痛むものの、何とか歩いたりは出来そうだった。
龍馬「…おい！無茶言うなよ、まだ安静にしてないと…」
A「龍馬。大丈夫だよ。」
龍馬「…本当に？」
A(…龍馬は本当に優しいな。)
龍馬にもこれ以上迷惑は掛けられないし、
…それに、何日も姿を見せなかったら、
新撰組の皆に心配を掛けてしまう。
A「うん、本当。
鴨さん、私の事支えてもらえますか？」
鴨「当たり前だ。」
・
・
・
部屋を出る前に、二人を振り返る。
A「龍馬、手当てしてくれてありがとう。
高杉さんも、助けて下さってありがとうございました。」
龍馬「ん。無理すんなよ、またな。」
高杉「礼はもういい。…さっさと帰れ。」
龍馬「おい、高杉…」苦笑
言葉はきついけど、私達を見送る高杉さんの眼差しは優しかった。
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まひろ(プロフ) - いえいえ！私もイケメン幕末大好きなので！！この小説にであってよかったと思ってます！ (2018年1月23日 16時) (
レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね！応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ | 作成日時：2017年9月22日 0時
