38:京の異変(2) ページ41
襖が開かれると、
そこに立っていたのはやはり鴨さんだった。
鴨「よぉ、A。」
A「……」
驚き過ぎて、言葉が出ない。
…え、新撰組の筆頭局長であろう人が、
攘夷志士の住処に来る事なんて…
いや、私が此処に居るのも、第三者から見たらおかしいんだろうけど。
鴨「…おいおい、無視かよ。笑
ま、顔色もそこまで悪く無さそうに見えるし、回復してんだな。」
龍馬「さっきは痛がってたけど、お前が来たから驚いて痛みも引っ込んだみたいだな。笑」
あ、言われてみればもう痛くないかも。←
でもそんな事より…
A「…どうして鴨さんが此処に…?」
鴨「あ?…あー、話せば少し長くなるんだが…。」
・
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鴨さんの話によると、
私に花魁の任務を行わせ、高杉さんと接触させたのは、
私の両親が私を探しに来ている事を知らせる為で…
(何故鴨さんから話してくれなかったのかは、何となく流された)
高杉さんが会う日に、私が襲われてしまい、
私を探していたら、偶然龍馬と会って状況等を聞いていたらしい。
鴨「その日の内にお前の顔を見に行くつもりだったんだが、お偉いさん方との会合があって行けなかったんだよ。
…ま、この話は置いといて…
どうも京で変な組織が結成されてるみたいだな。」
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時