37:京の異変 ページ40
高杉「話を戻すが…俺も、武市を見た。」
龍馬「…!じゃあ、やっぱり見間違いじゃ無かったのか…。」
高杉「あぁ。お前から聞いたような派手な着物を着ていたし、間違いないだろう。
そして、武市は…
俺の"先生"と一緒に居たんだ。」
"先生"…?
私が首を傾げていると、
龍馬が突然驚いた様な声を出した。
龍馬「はっ…!?"先生"って、吉田松陰の事だよな?」
返事の代わりに、高杉さんが頷く。
吉田…松陰…
A「ちょっと待って…
その人は、死 んだはずなんじゃ…」
高杉「俺もそう思っていたが…あの姿を見間違える訳が無い。」
両親が私を探しに京に来ているというだけで、
私の頭は混乱しているのに、
死 んだはずの人間が生きている。
だなんて急に言われたら…
A「…っ、痛っ…」
龍馬「!おい、A、大丈夫か!?」
高杉「…座っている時間が長かったから、背中の傷に響いたのかも知れないな。
暫く横になった方がいいだろう。」
高杉さんに促されて、龍馬に支えられながら横になった時…
??「…おい、坂本。居るか?」
襖の向こうから、龍馬を呼ぶ声がした。
A(…え?この声って…)
龍馬「やっと来たのかよ。遅えっての。
…入れよ、芹沢。」
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時