02:機嫌 ページ4
近藤「よし、全員揃ったな。始めよう。
…と言いたいところだが。
A、何かあったのか?」
A「?何がでしょう?」
斎藤「…明らかに、機嫌が悪そうだが?」
A「え」
顔に出さないようにしてたのに…
沖田「普段顔に出さないのに、顔見ただけで分かるってことは…相当だね」笑
ごく稀に、今のように機嫌が良くないことに気付かれてしまうが、
大抵理由は皆分かっているみたいだ。
A「…私のせいで集会を止めてしまい、すみません。
大丈夫ですので、進めましょう。」
とは言いつつ、視線は鴨さんに行く。
全員(…人ひとり殺しそうな視線だな)汗
鴨「…後でさっきの埋め合わせするから、機嫌直せよ。」
またこの人は…!
山崎「う、埋め合わせ…?」
土方「…芹沢。山崎が勘違いしてしまうような言い方は避けろ。」
鴨「悪い悪い」笑
・
・
・
そんなこんなで集会は終わり、
私は見廻りの準備を済ませ、屯所の入口で総司を待つ。
沖田「ごめん、A。お待たせ!」
A「いや、大丈夫。…え?」
総司の横には、副長の姿。
でも…見廻りの服は着ていない。
土方「あー…。四季に飯食いに行くんだよ。
お前らも最初は四季に行くんだろ?
同行させてもらおうと思ってな。いいか?」
A「はい。もちろん大丈夫です。」
…こんな平常心保ってるように見せてるけど、
内心ドキドキしている。
まぁ、あまり副長と行動を共にすることは無いし。
…一番の理由は、私が副長に好意を寄せているからだけれど。
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時