半怪異が183体 ページ38
コレ更新してるのがこの小説を作り始めてから三？四？年とかっていうもう世紀末な年代なので見てない人が多いだろうなぁ...。
＊
「どうすか？どうすか？」
『合ってた？』
光とAの期待の眼差しに寧々は「た...確かに噂は本当みたいね！」と見たものを誤魔化すように答えた。
その言葉にAも光もここにある本は全部噂通りなのだと信じ、一目自分の本を見ようと各々探し始めた。
「オレも！オレも自分の本探してきます！」
『私も探してみようかなっ。』
「あ。赤い本は読んじゃダメだからね！」
寧々のその言葉で二人は自分の本を探しに向かう。ウキウキと胸が高鳴らせながらAは本を探し始めるも、寧々の本があった棚のすぐ隣の本棚で見つけてしまった。
『ありゃ、すぐ見つけちゃった。』
「Aの本、そこにあった？」
『うん。わたしの名前でバッチリと！どれどれ...』
Aはそう言うとゆっくり、期待を込めながら本を開き始めた。
先程はなにか分かればと思っていたが、考えてみればこの本には「学園にいた間」の事しか書かれていない。
まぁ兎にも角にも、Aは本を読み進めていくのであった。
『...わ、ホントだ。ちゃんと学園で起きた出来事が細かく。』
感心しながら読んでいくも、Aの期待に答えるような文章は見当たらず。中等部入学式から今に至るまでの事細かい出来事が綴られていた。
『(少し期待外れ、かな。)』
そろそろ本を閉じようかと思ったその時。Aは左端にある文に目がついた。
他の文と同じフォントで書かれ、同じ文字の大きさなのに、なぜか目について離れないその文。
『...”ネネとアオイを身代わる”？』
いつの事だろう。Aには二人からなにか怪我を身代わった記憶はてんでなかった。考えられる限りの事は体調不良であろうか。二人からすればキツかった不調は自分にとっては大したことなかったのだろう。そう結論づけてAはパタンと本を閉じた。
『(赤い本は絶対に読んじゃダメって事だし...ページもヤメとこう)』
Aはそう懸念して寧々の方を振り返る。寧々は集中して本を読んでいた。ページの事を言おうと口を開けた瞬間、寧々の真横に不穏な影が覆い被さっているのが目に入った。
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いす。 - 続き楽しみにしてます〜〜！！でもご無理はせずに！ (12月25日 0時) (
レス) @page38 id: ebcf079fae (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (12月13日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (12月11日 12時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます！ (8月24日 19時) (レス) @page36 id: 119a923417 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 久々に拝読させて頂きました！！身代わり様というのは誰もやってなかったので新鮮で面白かったです又気分が向いた時で構わないので続きが読めること楽しみにしております！！これからも応援してます！また、読み返しに来ます (8月23日 22時) (レス) @page35 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
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