半怪異が177体 ページ32
”この学園の図書館には＿＿＿16時にだけ入れる特別な書庫がある”
”書庫にあるのは人の名前がついた本＿＿＿＿＿書かれているのはその人が学園にいる間の記録”
”過去も未来も全てが書かれているのです”
「すべての記録...」
葵の話を聞いて寧々は少し考える
その間Aは葵と少し談笑
「先のことまで書いてあるなんて、ちょっと気になっちゃうよね」
『うんうんっ』
「それに自分以外の人の本も読んでみたいかも♡
源先輩のとか！」
『うんう、うん？』
「ふふっ
Aちゃんは誰かの読んでみたいとかあるの？」
『えっう、うーん...そうだなぁ......葵の、とか？』
「えっ私？も〜！Aちゃんったら！」
葵はAの手をにぎにぎしながら微笑む
『んー...葵の事まだよく知らないと思うから、知れるなら知りたいなって』
「...ありがとう、Aちゃん！
でもAちゃんは私のこともういっぱい知ってるでしょ？」
『そ、そうかな？』
「...うんっ
ねぇ、寧々ちゃんも誰かの読んでみたいよね？」
「えっ、あ、う、うん！」
「やっぱりそうだよね！」
”でも...”と葵は言葉を続ける
「もし”16時の書庫”に行くなら気をつけなきゃダメだよ」
「...気をつける？」
『何を？』
「書庫には白、黒、赤の三種類の本があってね」
『うん』
「白い本には生きてる人の記録が書いてあるの。黒い本はもう死んじゃった人の記録。
その2つは大丈夫なの。...けど」
『けど...？』
「...赤い本だけは絶対に読んじゃいけないんだって」
＊＊＊
『...どうする寧々ちゃん、行ってみる？』
「う〜〜〜ん...」
Aの言葉に寧々は頭を悩ます。
見たい、けど二人だけだと不安、けど見たい...
寧々が首を傾げるのをAはあわあわしながら見つめていた
するとその時...
「そんなのおかしいっすよ！！！」
『「ん？」』
光のそんな叫び声が聞こえてきた
＊＊＊
今？やっと三巻
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いす。 - 続き楽しみにしてます〜〜！！でもご無理はせずに！ (12月25日 0時) (
レス) @page38 id: ebcf079fae (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (12月13日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (12月11日 12時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます！ (8月24日 19時) (レス) @page36 id: 119a923417 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 久々に拝読させて頂きました！！身代わり様というのは誰もやってなかったので新鮮で面白かったです又気分が向いた時で構わないので続きが読めること楽しみにしております！！これからも応援してます！また、読み返しに来ます (8月23日 22時) (レス) @page35 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
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