十五歳だけど四年生！？【忍たま】

忍者39 ページ42

とても可愛らしい声。



みんな…聴き入っていた。






『君は…良い子のは組の……』








その時、Aは初めて顔を上げた。













その顔は、食堂にいるみんなに見えるように…








『手裏剣には…』













ゆっくりと…









『気を付けなきゃダメだよ…？』









顔を…


























上げた。







「「「「「(ﾝ)ｯッ…！？」」」」」









初めてみんなに見せた顔…









みんなが、息を呑んだ＿＿






言葉ではなんとも表せられない、とても儚く…可憐な少女。















こんな子が、この世にいて良いのか…？









あの一年も見惚れるほど…






みんなが見とれてる中、乱太郎が口を開く。



「先輩…



とってもお綺麗ですね…！」






十歳でも女の子の美しさは分かるもの。

乱太郎は頑張って口を開き、ドキドキしている中一生懸命褒め言葉を伝えた。






『え…？そんな事ないよ？』







さらっと否定されるも…







「い、いえっ！そんな事あります！」








乱太郎はすかさず否定を否定する((






『！…ありがとう』



そしてAは一生懸命言ってくれた乱太郎の頭を優しく…(触りなれてないから)ぎこちなく触るA。









それに乱太郎は…





「ぁ…！


えへへ…」






照れ笑いをこぼした。






周りは微笑ましくも羨ましく思っている。















するとそんな様子を見て羨ましくなった一年生全員が…










「「「「乱太郎ずるーーーーいｯｯ！！！」」」」








「わっ…！？わ、わ、わ…！」







乱太郎の顔は焦りに満ちていく。









一年生が乱太郎に文句を言ってる間、それをつい微笑ましく見てしまうA(止めなさいよAさん 汗)









そして、三反田数馬の方を向く。

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