十五歳だけど四年生！？【忍たま】

忍者3 ページ5

「…よいか？

くれぐれも…無理はせんように。」










「本当にごめんね…。
一緒にいたいけど、Aがいつ襲われるかと思うと…」











『お婆ちゃん…！泣かないで…！』









Aはお婆さんの元へ駆け寄る。











『痛い…？？

苦しいの…？？？』









「大丈夫だよ…。

…A、今は苦しくないかい？」










『うん…！元気…！』










「よしよし。


じゃあ…寂しくなっても、長期休暇までの我慢じゃ。それに、ほれ!
ここにはおじちゃんもおる！」










『ッ…うん…！』









「…偉いぞ。」









『うん…っ、うん…!』










「いい？でもおじちゃんのことは［おじちゃん］と呼んではダメよ？

学園長先生と言うのよ？」









『はい…！』












「いい子ね、本当にいい子よ。


…じゃあ、あなた。」








「あぁ…。


いいか？
強く、たくましく、胸をはりなさい！
病気にもくじけるな！


だが…強くなれなくても、泣き虫でも良い。元気で会いに来てくれ。





な？」









『はぃ…！！』




Aの顔は涙でぐじゃぐじゃだった。

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