十五歳だけど四年生！？【忍たま】

忍者2 ページ4

「あらあら…！ごめんなさい、起きちゃった？」





お婆ちゃんの問いかけに、女の子は首を静かに横に振り、辺りを少し見渡すと…





『ここは…？』





ポソリ…と、綺麗な声が木霊した。







「この前言った所じゃ」






お爺さんは優しく答える。









『この前…？？





ぁ…、おじちゃん…！』








少女はおじちゃん…もとい学園長に気付くと静かに駆け寄り抱きしめた。









『おっとっと…。

大きくなったぁ…！わしの事、覚えとるか？』








学園長は我が子のように頭を撫で、問いかけた。








『うん…！

いつもお菓子くれたおじちゃん!」








可愛らしい少女は綺麗に笑う。









「…A」



するとお爺さんは覚悟したように真剣な声で女の子…Aに話しかけた。







『？…




!ぁ…』








Aは、最初は分からなかったものの…思い当たる節があるようで ハッ とした。

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