十五歳だけど四年生！？【忍たま】

忍者21 ページ23

土井先生が走ってこちらに向かってきている。
山田先生は手裏剣の事を話す。



「土井先生。

聞いてください、今何処から手裏剣が...」


　



が、土井先生はそれを聞くと顔を青くさせ...


「すみませんッ！！原因コイツらです！！！





乱太郎！きり丸！しんべヱ！！」





おなじみ三人組の名前を出した。




「「「ごめんなさ〜〜い！！」」」




三人も急いで謝る






　

「お前たちか...」


山田先生もこれには苦笑



　




　
が、土井先生はお冠だ。




「お前らなぁ！

もう少しで三治郎に当たるところだったんだぞ！！」






土井先生が先程の出来事を伝えると今度は三人の顔が青ざめる。


　


「え...！？ご、ごめん三治郎！！


怪我...！怪我はしてない…！？！？」






「ごめんよ！三治郎！！」






「ホントにごめん〜〜〜！！！」




　
必死に謝る三人。




「怪我は...大丈夫だよ！


誰かが乱太郎達の手裏剣弾いてくれたから...」



　



「誰か…？」





もちろんAのことだ。

だがAの存在を良い子達が知るはずもなく、分かるわけがない。


　


が、土井先生にはすぐにわかった。

　


「山田先生」



　

「ｺｸﾘ」




山田先生は肯定の意味を入れて頷く。

　



　


「(助かったぞ、A...って、あれ？何処に...)」


土井先生は近くにいるはずのAを探すも、見当たらず周りをキョロキョロする。



　



　
そんな土井先生を不審に思ったしんべヱが話かける。



「土井先生？

どうしたんですか？キョロキョロして」



　




「あ...いや、なんでもない。

そう言えば三治郎。お前、手裏剣はどうした。」



　


　
三治郎は申し訳なさそうに理由を話す


「それが...驚いて向こうに投げちゃって...」





「そうか...




今から取ってきなさい。実践は一時中断にしとく。

ね？山田先生。」






「あぁ、もちろんだ。


行ってきなさい」





　

三治郎は安心して、


「はい！！」


と大きな声で返事をした。




「僕たちも手伝うよ！」



「ありがとう！」





「「「僕たちも…！((土「お前達は練習だ！！」


はい…」」」




乱太郎達も手伝おうとするが、土井先生に容赦なく止められてしまった。


　


　



「行こう！」



「「うん！」」



三治郎、伊助、金吾の三人は、手裏剣が飛んでいった方に向かっていった。


　



　
ーーーーーーーーーーーー

やっと次上級生が...！！

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