忍者17 ページ19
前方に実技担当の山田先生が見えてきた。
三人は山田先生を大きな声で呼ぶ。
「「「山田せんせ〜〜!!」」」
それに気づく山田先生
「お、来たな。
まずは...金吾、三治郎、伊助の三人だな。
お前たち、準備はいいか?」
「「「はい!」」」
三人は元気な声で返事をする。
Aはその間に近くの木の上に登っていた。
山田先生がこの実践のルールを説明する
「まずルールを説明する。
っと、その前によぉくきくんだ。
いいかぁ?今回はかなり難しいぞ?
なにせ三年生でも少し苦戦する内容だ。」
唐突に告げられたとんでもない発言
「「「えぇ〜〜!!?」」」
三人の綺麗な大合唱
三人はもちろん困惑している
『先生たちも意地悪だなぁ...』
苦笑をこぼすA
「そんなの聞いてないです!!」 「そんなぁ〜!!」 「出来っこないですよ〜!!」
三人は口々に不満を述べる
ホントに意地悪だ。
だが山田先生はお構いなしにルール説明を続ける。
とっても素敵な
”笑顔で”
「そんなに怒るんじゃない。
三年生よりはもちろん簡単だ。
いいか?アソコにある曲者人形がこの周辺に三つある。その人形は他の先生達によっていつ出てくるか分からない様にしてある。
つまりだ。今回この実習の意味は先生達の気配を瞬時に読み取り、出てきた人形にいかに正確に手裏剣を投げれるかを総合評価するんだ。
まぁ、もちろん、実戦では相手の気配を読み取ることが肝心だ。
三年生はこれをグラウンドいっぱいの広さでやるんだ。四年生にもなると相手の攻撃も読まなければならない。」
『...え???』
山田先生が言ったのは四年生の基本の実力
今度はAが困惑した
山田先生は三人に話を続ける。
「まぁ、これで一年生がいかに簡単か分かっただろ?
いいかな、は組の良い子達」
三人は話を聞いて少し自信をなくすも、山田先生の期待には応えたい気持ちから、
「「「...はい!!」」」
三人で顔を合わせとても元気な返事をした。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
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