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忍者11 ページ13

学園長は安堵し、息をこぼす。



「ふぅ...確かに、前よりははるかに良くなったが…ホントにこのまま忍術を学ばせていいのか……」






やはりまだ不安がある学園長。

だがAはそんな学園長に抗議する。


『ぜ、絶対に学びたいです…!!

体力とかッ、つけたら絶対病気も少し良くなると思いますし…!




ッそれに…!!』






Aは小さな声で、聞こえるかどうかの声量で



『私…もっとお友達を作りたいッ……』

と言った。








こんな健気な少女の願いを誰が否定する?

学園長の答えは決まった。






「…部屋の近くには、今のように発作が起きたら大変じゃから同級生がおる。

男子じゃが…」








『!!おじちゃんッ…!!



ありがとう…ッございます…!!

私、頑張ります!』






顔を輝かせて学園長を見る。


学園長も自然と笑顔になる。







「大層なことはしとらん。

まあ、まだまだ改善は沢山あるじゃろうが…







…よしッ!

Aの年齢は六年生とおんなじじゃが、体力やその他の所も含めて四年生の学年になる。





まず、ここまでいいか?」






Aは心躍らせる。






『はいッ…!!』






「四年生は、実践などあるが 五、六年生に比べたら簡単で、体力もついて行けると思う…。

だが、まだまだ最初は見学じゃよ?」







『!!』




Aは上下に激しく頭を動かす。








「それと、その学年にはAの様に歳は六年じゃが四年の奴がおる。」







学園長のその言葉にAはまた顔を輝かせる。







『!私とおんなじ人…!』





「すぐ仲良くできるじゃろう」


学園長は上機嫌にハッハッ…と高笑いする。






『ッ〜!!』








Aは既にキュンキュンしていた。




そんなAを微笑ましく思いながら学園長は言葉を続ける。






「忍び服は明日までに用意するから、今日までその袴でいなさい。

お昼の終わりに大きさを図る。オッケーかな??」







『はい!』








「良い返事じゃ!

さぁ、土井先生の所に行きなさい!」








『ありがとうございます!学園長先生!

行ってきます!』




とびきりの笑顔で学園長先生に向くA。




『失礼しました!』













さぁ、ようやくは組の子達に会う時間だ

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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:出来たらいいなぁ  
作成日時:2019年12月10日 0時

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