彼女の否定 ページ39
「A、オレを〈十戒〉のもとに
「……は？」
力を戻して早々、団長は服を着ながらとんでもない事を僕に頼んだ。
ちょっとちょっと待ってよ。
今この人なんつった？
�燹匳讐�〉の元に
冗談はそのお子様体型だけにしてもらいたい。
「正気ですか！？敵陣真っ只中に乗り込むなんて…！」
これには僕だけでなく、周りも驚きを隠せないようで
ギルサンダーに至っては必死な顔で団長を説得し始めた。
そりゃそうだ、僕が少し目を離したスキにアーサーの国を無茶苦茶にした奴だろ？
そんな中にぶっ飛ばせだなんて、狂気の沙汰だ。
団長もしかして死にたいのかな。
「で？どうなのA？」
団長は服を着た後、ギルサンダーの説得をスルーして僕の方を見遣り、こてんと首を傾げた。
いや…どうなのって言われても。
「……やろうと思えばそれぐらい出来る」
「ダメですA！！そんな事したらメリオダスは…！！」
「そうだ！！んな事したら幾ら〈七つの大罪〉団長でも死んじまう！！」
とりあえず団長の質問に答えてやってみればこの通り。
主にギルサンダーとハウザーがうるさいうるさい。
ま、端から送る気はさらさら無い。
団長はまだ僕の中ではイイヤツだって認識してるし、何より彼は私の今までの無礼を許してくれた。
ゴウセルならまだしも、団長を死なせるわけにはいかないさ。
「わーってる、わーーってるってば！
飛ばす気なんかねぇよ、話は最後まで聞きやがれ！」
うるさいサイドを黙らせるべく僕は少々苛立ちながらもそう答えると、途端にﾎｯと息を吐いて大人しくなる。
すると団長は「そっか」と頷くと、くるりと踵を返してマーリンの方を向いた。
「じゃ、マーリン。お前は？」
『可能だ』
「んなっ…！？」
そうだ…僕の他にももう一人、魔術を使える奴がいたか…
つかマーリン、即答って。
アンタどーゆー神経してんのさ。
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＊IJu＊(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます！ ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね！夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか！？ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)
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