彼女の驚き ページ36
「お…出て来た！！」
2人の喧嘩が収まり少しすると、修練窟から2人の人影が出て来た。
その2人とは勿論団長とキングの事で
キングは物凄いしかめ面で、団長はいつもの飄々とした笑みを浮かべながら。
そんな2人にジェンナは ｽﾞﾝｽﾞﾝと歩み寄り、そしてまた2人に向かって怒鳴った。
「バカタレ共！喧嘩の原因はなんじゃ！！」
「おっ○い派かお○り派で議論が白熱しちゃってよ！な？」
「…」
「最早誤魔化す気も無いよね、団長」
相変わらずの陽気な対応で、呆れを通り越して尊敬するよ。
ふざけた団長に話を振られたキングだが、彼はﾌﾟｲｯとそっぽを向いて黙り込む。
どうやら相当ご立腹のようだ。
本当に何言ったんだ団長は。
「さてさてさーて、そろそろ俺の�猯廊瓩鯡瓩靴討�れっかな？」
結局2人がどうして喧嘩してしまったのかわからず、団長は話を切り替えるとﾆﾊﾟｯと笑ってジェンナにそう言った。
彼の話に僕は首を傾げる。
……�猯廊瓩鯡瓩后帖�
「…ったく、本当なら『ダメじゃ』と言いたいところだが…仕方ない」
団長のお願いにジェンナは渋った顔をしながらも了承すると、ﾎﾟﾝｯと木で出来たステッキを出した。
「�猯廊瓩辰董腸燭領呂機�」
「そのまんまじゃよ。メリオダスの本来の�猯廊瓩犬磧�
「はい？団長本来の？」
いや、今でも団長は充分強いんですけど…
だって魔神族の血を取り込んだあのヘンディを倒しちゃうくらいだし。
それにそれ以外でも、団長は強かった。
そう僕は思ったんだけど…
…まさか、まだ上が存在していたとは。
つかそもそも�猯廊瓩辰峠个靴燭蠅靴泙辰燭蟒侏茲襯錺院�
「ラクシダ・ツミダマシ」
ジェンナはステッキを片手に持って上に掲げると、何やら呪文を唱え始めた。
すると彼女が掲げた杖の先がﾎﾞﾝｯと弾けて、黙々と僕達の頭上を覆い尽くす。
やがてそれが晴れていくと、杖の先には巨大な黒い琥珀が浮いていた。
僕達よりもずっと大きく、暗闇よりも真っ黒な琥珀が。
「で…でけぇ！！」
「まさかこれも女神の琥珀！？」
「メリオダス殿の�猯廊瓩�ここに？」
「入れるのに随分苦労したぞい…」
「これが…団長の…？」
巨大な上に真っ黒な、団長の�猯廊瓠�
僕はソレを目の当たりにして、思わず目を見張った。
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＊IJu＊(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます！ ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね！夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか！？ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)
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