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次の日






私はまた病院の定期診断に行ってからバイトに行く為



珍しく伶菜より早く起きて朝ごはんを作ってると









伶菜 「ふぁ〜」






瞼を腫らし大きなあくびをしながら


リビングに来た私のルームメイト。






A 「伶菜おはよう 顔すごいね 笑」







伶菜 「おはよー すっごい頭痛い…」






そりゃあ昨日あれだけ飲んでれば二日酔いもくるでしょ 笑






A 「ははっ 味噌汁飲む?」






伶菜 「うん。ありがと 顔洗ってくる」





昨日はさんざん泣いてたけど


登坂さんの事は伶菜の中で整理できたのかな…









伶菜 「私昨日そんな飲んでた?」







洗面所から戻ってきても頭をいたそうにしている








A 「うん笑 1人で缶5本空けてたよ」





伶菜 「私にしては飲んでるね〜笑」







いくらチューハイだからと言っても


お酒がそこまで強くない伶菜が


ハイスピードで飲んだら酔いは早い訳で…






A 「登坂さんとはなんとかなりそう?」







私は伶菜の本当の気持ちに応援したいなって思う。






伶菜 「うん。 正直不安もあるけど、臣と同棲したい…」






A 「そっか!私は伶菜を応援するよ。」







伶菜 「ありがと〜!」






味噌汁をかき混ぜている私に勢いよく飛びついてくる






A 「ちょ ちょっと!危ないってば〜」






伶菜 「Aといると落ち着くんだもん〜」






A 「はいはい 笑


でも登坂さんと仲直りしなきゃね」







伶菜 「昨日は言いすぎたな。頭ん中混乱しててさ…


面倒くさい女って思われちゃったかな…」





出来上がった朝食をテーブルに並べて食べ始める






A 「いいんじゃない?


ちょっとくらい面倒くさいって思われても



伶菜は嫉妬してもずっと登坂さんを信じてたんだし」





伶菜 「でも…」







A 「登坂さんにはさ、伶菜の全部を見してあげなよ。


どんな事でも理解してくれると思うよ


今回みたいにケンカしちゃったとしても」







伶菜 「うん」






少しだけニッコリと笑って味噌汁を飲んだ伶菜






A 「まあ、確かにあの体操のコーチも


なかなかのイケメンだから登坂さんが嫉妬するのも


分かる気がするけどね〜」






私だって週2でしか教えに来てないキッズの

体操の先生なんかに伶菜を取られたくないし 笑






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作者名:emirin | 作成日時:2016年4月24日 16時

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