Unloveable (ページ7)

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敬浩「でもさ、白嶺ちゃんがパワーアップして戻ってきたら

お客さん皆持ってかれちゃうよなー」

Shizuka 「ホントですよね～

あ、Aは大学生の時からここでバイトしてるんだけど

理学療法士の資格持ってるの」

広臣「え！？理学療法士ってすごいっすね！」

HIRO 「大学卒業した後2年間病院に勤めてたんだけど

いろいろあってまたここで働いて貰ってるんだ」

病院に勤めてたならそっちの方が給料いいはずなのに…

って言いそうになったけど

HIROさんの ”いろいろあって” に

何か事情があるんだと思って聞くのをやめた。

Shizuka 「医療的な面も含めて体の事をよく知ってるから

的確なアドバイスがお客様に好評なんだよね。」

Ami 「Shizukaちゃーん！ちょっと!!」

Shizuka 「はーい。いま行く！

じゃあ2人ともこれからよろしくね！」

隆二「おう」

敬浩「それと白嶺ちゃんは、綺麗で美人だから

お客さんからすっげぇモテるんだけど、

あしらうのが上手いんだよねー」

確かに今日見た受付横の写真の白嶺さんは

綺麗な顔をしていた。

岩田「お客さんから言い寄られても

いつも上手く交わしてますもんねー」

敬浩「岩ちゃん！！」

今度は子犬のような顔をした人が敬浩さんの横に座った

岩田「あ、フロントの岩田です。よろしくお願いします！」

臣隆「お願いしまーす」

隆二「岩ちゃんでいいの？」

岩田「はい！」

敬浩「白嶺ちゃん追っかけて

バイトまで始めちゃう奴もいるしなーw

おーい！玲於！」

敬浩さんが手招きして呼んで来た子は

色白で学生の佐野玲於君

玲於「なんすか敬浩さん」

と岩ちゃんの横に座る。

ちょっと冷たい感じの子なのかな塩対応みたい

玲於「佐野玲於です。玲於って呼んで下さい。」

広臣「登坂です。よろしくね。」

いつのまにか隆二は自分の周りにいる

フィットネス担当のスタッフと話していた。

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