Unloveable (ページ36)

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＊隆二side

相変わらず白嶺さんが帰るのは早くて

彼女が帰ったあと臣と仕事を少しした。

隆二「あ～もうこんな時間か～～」

時計を見ると既に日付が変わっていた

広臣「そろそろ帰るか～」

俺たちも家に帰ろうとした時

＂バーンッ！！＂

勢いよくドアが開きそこにいたのは

広臣「白嶺さん？」

10分くらい前に帰ったはずの白嶺さんが

息を切らして戻ってきた。

A 「ふぁっはぁ…はっはぁは…」

隆二「どうした？忘れ物？」

彼女は目に涙が溜まっていて、よく見ると衣服が乱れている

A 「はぁっハァハァハァ」

肩で息をしている彼女の腕は小刻みに震えていた

広臣「こっち座りな」

臣が近くにあったイスに座るように言うと

崩れるように腰を下ろした白嶺さん

これ、なんかあったな

隆二「帰ってる時になんかあった？」

コクンと頷く彼女は細い体をしている為か

とても弱々しく見えた。

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そして、白嶺さんが落ち着いてきた頃

A 「ぉ…襲われそうになりました…」

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