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＊隆二side
夕方になると小学生のスイミングスクールが始まる
ここの生徒は人数とキラキラネームの子が多くて
顔と名前を覚えるのが大変。
もちろんお客様の数も多い訳でそっちも全然覚えられない
プールの入口に立って子供達にあいさつをしてると
客 「Excuse me」
声のした方に振り向くと
水着を着た白人の女性が俺に話しかけてきた
俺、英語無理なんだよな…
客 「I have come for the first time.」
(初めて来ました。)
first time だから初めて来たんだよな？
でもなんて返せばいいだよ
日本語話せないのに入会したのか
と内心思っていると
？ 「You can swim 1 course this time.」
(この時間は1コースを泳ぐ事が出来ます。)
流暢な英語を話すのは
スタッフの水着を着た茶色いストレートで長い髪の女性だった
この人ここのスタッフなんだ
初めて見たわ
？ 「I'll guide you. Please come with me.」
(ご案内します。付いて来て下さい。)
客 「Thank You〜！！」
？ 「My name is Shirane. Nice to meet you.」
あ！この人が白嶺さんか！！アメリカ行ってた
めっちゃ綺麗な人だわ
英語話せてるし、笑顔もキラキラしてる。
客 「I’m Riley. Nice to meet you too.」
Rileyをコースへ案内したあと戻って来た白嶺さん
A 「初めまして。アルバイトの白嶺Aです
よろしくお願いします。」
暗っ！！
さっきの笑顔の彼女とは別人のように真顔で話す白嶺さん
隆二 「あ、新しく移動して来ました。今市隆二です。」
白嶺さんはすっごい華奢で
まな板見たいに平らな胸をしている
ここまで平らな人は初めて見た…笑
A 「あの」
やっべ、俺どこ見てんだよ！
胸ばっか見てたのばれたか？？
隆二 「あ、いえ、よろしくお願いします。」
ペコッとお辞儀をして
集まってきた子供達の元に笑顔で行った白嶺さん
なんか思ってた人と違うなー
.
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作者名：emirin | 作成日時：2016年2月17日 1時
