Unloveable (ページ13)

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＊伶菜side

家についたのは夕方。

あの後空港を出た私達はお墓参りに行った。

Aの大切だった彼のところに

私とAが知り合ったのは大学のダンスサークルで

上京してきた私にとって初めて大学で出来た友達。

前は今よりもよく笑う明るい子だった。

綺麗な顔と華奢な体なAは

大学1年の時に彼氏ができて大学卒業してからも

その関係は壊れる事なく仲良しカップルだった。

Aのお父さんは高校生の時に脳梗塞で

亡くなっていて “優しいお父さんが大好きだった”

って話してくれた事がある。

彼氏の悠介も優しくてAの事をすごい大切にしてた

Aと悠介が付き合って5年の月日が経った日に

悠介は私に連絡をくれた

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悠介: 今日、Aにプロポーズしようと思ってる

悠介: でも緊張する！！伶菜、俺緊張してる！！！

悠介は見た目もカッコよくて頭も良いけど、

こうゆうヘタレなところがあるから

完璧すぎなくて良いんだと思うw

伶菜: あんた達何年付き合ってるのよ

伶菜: 悠介なら大丈夫だから自信持ちな！

伶菜: 報告待ってるよ～

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でもこの日、

悠介はAにプロポーズする事なく居なくなった。

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