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祖父が大河ドラマや時代劇が好きな人であり、幼少期に彼に連れられて忠臣蔵の映画を観に行った際、上映中に徐々に記憶を取り戻した(記憶と映像とでやや食い違いがあり違和感を抱いたが、後日「赤穂事件」を調べて解決した様子)。

この事を誰かに相談しようと思ったが、打ち明けても信用されない、または悪役として責められるのを恐れて言い出せず、稀にクラスで忠臣蔵を知っている子や祖父が呟く「私」の印象を耳に挟みながらずっと一人で抱え込んできた。

それから、周りから受ける過度な批判や度々見る討ち入りの夢に徐々に性格を病んでいき、精神的にも疲弊し、ここに入学してからは元々「自分は自分、彼は彼」と区切れを付けたがっていたはずの、吉良としての「私」の人格とさらに混ざり合ってしまい、さらにその事に嫌悪を感じている。
もはや自分で自分が分からなくなってしまっている状態。
普段はさほどでもないが、感情的になったりストレスフルな状態になるとその症状が色濃く現れる。
二重人格…ではない、と思う。

しかしだからと言って「私」の人生を全否定しようとも思わないし、対して浅野側が悪者であったとも思わない。どちらも「人間」とだけ思っている。
転生しているであろう浅野側の関係者に会うのはやや恐ろしくもあるし、過去を変えられるわけでもないが、しっかりと話をして自分が謝罪するべきと感じた点があれば謝罪し、当時のお互いの考えを理解しあえたらと思っている。だがやはり「私」の恐ろしいという感情が勝ってしまい、今のところ全く実行出来ていない。
「もう終わった」。相手からその一言さえ聞く事が出来れば、彼が背負い続けて来た何かも軽くなるだろう。

前世を思い出してから一度だけ討ち入り日に泉岳寺と吉良邸に赴いたが、吉良邸は兎も角、人々と笑顔と歓声に包まれた泉岳寺では何となく居辛くなり、途中でひっそり抜けて後日墓参りをして去った。
その後はどちらにも足を運んでいない。



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企画について
・恋愛は可か不可か?
可。

・派生作品や短編集で使う際に事前許可または事後連絡は必要か?
必要ありません。

・その他作品作成・交流などにおいて気をつけておいて欲しいことは?
過度なキャラ崩壊さえ無ければ特にはありません。

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作者名:嵩画 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年6月24日 7時

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