【鬼滅の刃】双子の時透姉弟

40.付き合って ページ41

-無一郎side-


放課後。
今日はAがカナヲと遊ぶって言ってたから僕も頑張ろーっと。






無一郎「ねえ」


玄弥「っ？！！！！………おい、急に話しかけんなよ、ビビるだろうが…」



無一郎「これから時間ある？」



玄弥「は？……いや、まあ、あるけど…なんだよ急に」



無一郎「僕に付き合ってよ」



玄弥「は？」



僕の言葉にマヌケな顔をした不死川って人を無理矢理引っ張って学校の外に出た。





無一郎「ねぇ、下の名前は？」


玄弥「玄弥だけど…」



無一郎「玄弥、僕が審査するから」



玄弥「はぁ？！！！何言ってんだよお前」



無一郎「言葉通り、僕が見極めるから」




困った表情の玄弥。

この人、表情に全部出るから面白い。
僕全部わかっちゃってるもんね。




無一郎「あ、あと。玄弥の兄さんってどんな人？」



玄弥「兄貴？……兄貴は、キレっぽいけど優しい人だよ。俺は昔からずっと兄貴に憧れてんだ」



無一郎「ふーん、そっか」



玄弥「なんだよ、何が言いてェ？」



無一郎「別に〜。




…玄弥、負けないでよ。じゃ、僕はこの辺で、バイバイ」



玄弥「は？！！おい！待てって！！！」



引き止めてくる玄弥を無視して僕は満面の笑みで手を振ったんだ〜
可愛いね、玄弥って。
なんだか僕…応援したくなっちゃった。

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