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ーTadayoshi Sideー
仕事終わり、
帰ろうか友達とご飯に行こうか悩んでいる時に
ヤスと亮ちゃんが一緒に
出かける話をしているのが目に入った。
珍しいなぁーなんて思っていると
その中にAちゃんの名前。
気付いたら一緒に行きたい言うてた。
ヤスの家に来て、
酔っ払ってすばる君のことを話して
悩んで落ち込む姿を見て
あぁ、俺も誰かにこんなに想われたいと思った。
それと同時にAちゃんにこんな風に
思われたかったなと思った。
誰かを想う姿ってこんなにも可愛くて
愛しいんだなーと自分も酔いながら思った。
酔が少し冷めて、Aちゃんは、
一生懸命涙を堪えて震える声で
ポツポツと本音を話してくれた時、
思わず抱きしめたくなった。
でもこの涙はすばるくんに向けてて
俺がここで抱きしめたりなんてしたら
きっとAちゃんは困ってしまうと思い
ひとみちゃんが、すごい勢いでお酒を飲んでいる
Aちゃんの姿を見て、
いつも子供のようにすがってくるAの手を
握ってうんうん、と相づちを打ってあげてる
って言うてたのを思い出し、
少し震えながら毛布を握りしめる手を
ぎゅっと握った。
これが俺に出来る精一杯や。
でも、俺もすばるくんが
Aちゃんがおるのに、
他に女作るような奴やない。
Aちゃんの事だけは本気やろなって
信じているから、
きっと、この子がすばるくんの事で悩むのは
今日だけやと思っていた。
次の日、目が覚めると
隣には冷たいタオルで目を冷やすAちゃんと
その横にはヤスの姿が。
あぁ、ヤスにバレてしまったか。
内緒ねって言われたのにごめんなぁ
と言う俺に、明るく大丈夫と言うAちゃん。
昨日のみんなと飲んでいたときのように
変わらず明るくなっていてホッとしたが、
すばるくんが来た途端、
静かに、怯えたように大人しくなってしまった。
男だけの家に泊まったことが嫌だったんやろな。
Aちゃんにいつもより低めの声で話している。
安がフォローしつつも、どこか納得いかない様だ。
そんなに心配なら、
もっと側にいてあげればええのに。
他の女の影なんか出さないであげてや。
きっと俺もすばるくんを信じたかったんやろな。
気付いたら合鍵を渡してあげれば？と
試すような言葉が出ていた。
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psycheighter(プロフ) - ご出産おめでとうございます。お忙しいとは思いますが、お話の続きを楽しみにしてますね。強火赤担なので、彼が幸せになってくれるといいなぁと思いながら読んでます(^ｰ^)。ホントにイロイロと大変だと思いますけど楽しみにしてます。 (2020年1月13日 23時) (
レス) id: 1342796801 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 初めまして。更新ありがとうございます。お話読めて嬉しいです！出産して生活も変化したと思いますが応援してます。私も7人が大好きです。 (2020年1月13日 23時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - とってもおもしろいです！私の理想的な物語で嬉しいです！更新待ってます！ (2019年7月14日 9時) (レス) id: 5b4a3ccd5d (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - 名前が変わりません訂正お願いします (2019年4月21日 22時) (レス) id: 96099d7dc6 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - はじめまして！いつも読ませてもらってます。主人公が可哀想で泣けてくる。早くすばるくんと幸せになって欲しいなぁ。この先の展開が気になります(笑)ゆっくりでもいいので更新待ってますね。頑張って下さい。 (2019年3月21日 8時) (レス) id: 3e577a13f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2018年11月30日 23時
