ひと夏の恋〜my girl〜LAST LOVE vol.2【前編】《Kei.Ｉ》

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お姉さんと公園で
バイバイをして…









藤井「結局…イチャついただけかよw」









友達に冷やかされる

別にイチャついたわけじゃないw
たまたまそうなっただけ…///






慧「付き合わせて悪かったな…」




藤井「いや…大丈夫。」









友達がいてくれたおかげで
オレも怒らずに済んだかも…









藤井「……にしても…」

慧「なに…？」

藤井「…いや…」

慧「なんだよ…」

藤井「……ｶﾜｲｲわ……///伊野尾の彼女さん」









ﾎﾟﾂﾘとそう言われると
なんだかとても照れる









慧「好きになるなよ？」


藤井「あ…///うん。わかってる…」









そういえば2人がなにを
話してたのか知らないし…









慧「なにを話してたの？」

藤井「え？」

慧「Aと…」









そういうと藤井は









藤井「ついてきたの？って言われて…」

慧「…」




藤井「はいって答えて…」

慧「……」




藤井「ダメだよって…///」

慧「…？」





藤井「顔を覗き込まれて……///」

慧「…」





藤井「ニコって笑ってた…///」

慧「だけ？」







藤井「だけ…///」

慧「他は？」









藤井「肩をﾂﾝ...てされた」

慧「だけ？」








藤井「だけって……」









どこに照れる要素があるんだ…？









慧「手を握られるとか…

ほっぺにチューとか…

ぎゅっとくっつかれるとか…」









藤井「そんなことされたら‼
好きになるだろ、ばーか‼」









あ……

そうか……









藤井「どこまで寛大なんだ…お前…」









寛大？
オレが？









藤井「あれは男は勘違いするって…」









知らず知らずのうちに…

小悪魔復活してきたのか……？









慧「惚れないでね」


藤井「……///」


慧「惚れんなよ⁈」


藤井「わかってる…///」


慧「オレのAだからな？」


藤井「わかってる…///」









お姉さん……









もっと可愛くなってきて…なんて…
ならなくても良いです…









どうやら…








オレの感覚は
同年代男子より少しかけ離れているようで。









ボーリングでもその話で盛り上がり…
全然スコアなんか伸びなかったw









お姉さんにとって
普通の行動は…

周りの人からしたら
少し理解不能なところがあるってことを…






オレは今日知った気がする。

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