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最近恭平がかっこよく見えてきてちょっと困る。
恭「それ重いんやろ？俺持つわ」
恭「お、また寝坊？俺も。一緒に行こ」
恭「宿題やってないん？しゃーないなぁ俺の見せたる」
今まで普通だったことが普通じゃなくなって来とる。
ピコンッ
え。久しぶりの幼なじみのグルラ。
送り主は
駿佑今日の昼。屋上に集合して。
え、駿佑？？
謙杜は??何急に。
おぉ、めっちゃキレてるやん。
てか今隣おるけどめっちゃ険しい顔しとるし。
恭平なんで?
駿佑言いたいことがあるから
言いたいこと？？
恭平まぁ、話はすぐ終わらせろ
謙杜しゃーなしやから
A話したいことあるんやろ?そんなら行くしかないやん。
昼って今やし。
謙「行く？」
恭「いや行く言うたし。てか屋上ひっさびさやん」
「確かに行ってないもんな」
ガチャッ
開けたら駿佑はもう来ていた。
駿「あ、来てくれたんや」
謙「来い言われたからな」
「で、話したいことって何？」
すると駿佑が頭を下げて、
駿「ほんまごめん」
恭「え、ちょ、みっちー顔上げてや？？」
駿「一緒におっておもんないとか、一切思ってへんからっ」
謙「え、」
「じゃあなんで、」
駿「寂しかったんやもん。」
恭「あ、え？」
駿「いっつも4人で食べとったのにその間に誰かが割り込んできて、みんな賛成するし、」
「駿佑やって千歳ちゃん！」
駿「それはほんまにごめん。自分がされる側になって気づいたけど、いくら好きな人でも幼なじみとの時間が削れるんは嫌やっ。」
謙「みっちー、」
駿「これからも一緒に弁当食べたいし、登下校もしたい。千歳ちゃんと全部するって言ったらみんな俺の方に来てくれるかと思ったのに、Aはええって言うから後戻りできんくなって」
恭「それが、本音なん？」
駿「おん。これは嘘やない。」
「ほんなら良かったわ。これからもよろしく。駿佑」
謙「俺もきつい言い方してごめん。ずっと一緒におったのに嘘も見破れんかった。」
恭「ずっと幼なじみなのには変わりないで。」
こうしてわたしたちは仲直りした。
後ろで誰かが見ていたのには気づかなかった。
千「なにそれ。つまんない。一生私だけを見てればいいのに！」
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2024年2月4日 23時
