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謙「思っとるわけないやんか！17年間一緒に過ごしてきておもんないって思ったこと一回もない！」
恭「俺やってない！」
「そっか。よかったわ」
ずっと好きでずっと付き合いたいって思っとる気持ちがあったのに
さっきの駿佑の一言で全部諦めようって思った。
好きの気持ちはあるけど、あんなにちゃんと好きじゃないって言われたなら
諦めるしかないよな。
あれから1ヶ月。
もう一回西畑先輩から告白されたけどちゃんと断った。
お友達でいようってなった。
だからこそ恋愛相談も「大吾くん」「A」と呼べる仲にもなった。
※ここまでが設定で書いていた内容です。
あの日を堺に駿佑とは本当に話さんくなったし、一緒に登下校もお弁当を食べるのもしていない。
私の中では駿佑への気持ちはほぼない。
完全に諦めきったつもり。
千「あはは！駿佑くん面白い！」
駿「千歳ちゃんも面白いよ笑」
諦めたのに、
優しい顔で千歳ちゃんをみたり。笑いながら話したりしている姿を見ると
少しモヤッとする。
でも、新しく、好きになりそうな人がおる。
恭「A屋上行くで」
そう。恭平。
優しくて気遣いができるところに惹かれつつある。
大「つまりやな？Aは今2人気になる人がおるってわけや。」
「まぁそういうことになるな」
流「どっちのほうが気持ちが上ってあるん？」
「今は、ちょっと恭平かも」
丈「もうそろ2年って修学旅行やない？今8月やんな？」
和「そーやん！班決めあるんちゃうん？」
「そーなんよねぇ」
大「どーするん？！このままみっちーと仲悪いままでええの？！」
元々私のことを好きだった人だとは思えんくらいにアドバイスしてくれる。
「いややけど、別仲悪いとかやないし」
丈「いや、あれは仲悪いやろ」
「話さんくなっただけやし」
流「それを世では仲悪くなったって言うんですぅ」
和「仲悪くなったの意味再勉強やな」
「勉強することやなくない？？」
大「はい！まぁとにかく班決めまでには仲直りしといたほうがええんやない？」
和「あ、いつあるん？」
「…今週の金曜」
丈「明後日やんか？！」
流「え、やばいやん。あかんやん」
大「どないしよ。」
「最低でも3人班やし、恭平と謙杜と仲良くやってるわ」
和「まぁ、どうするかはA次第やけど考えとき？」
「分かってる」
※ほんとは西畑くんライバル予定だったんですけど気分が変わっちゃって、
西畑くん推しの方すみません！
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2024年2月4日 23時
