目覚めた白雪姫 ページ24
不意に、激しい戦いの後に倒れたどぬくの事が頭に過ぎる。
A「あの…！どぬくさんは！？」
もふ「軽く怪我はしてるけど、どぬくさんは無事だよ。下でのあさんと待ってる」
A「はぁぁ…良かったあ…！」
どぬくの無事を聞き、Aは胸を撫で下ろした。
しゃぱ「起ーきーろぉぉ！なお兄ぃぃーーッ！！ぜぃぜぃ…」
シヴァ「こんだけ煩くしても起きないとは……仕方ねぇな。奥の手だ」
そう言うと、すやすやと眠るなおきりの後頭部に手を回し、顔を近づけ出したシヴァ。
しゃぱ「ちょちょちょ！？何してんの、シヴァさん！？」
シヴァ「ん？いや、白雪姫みたいに”ちゅー”したら起きてくれるかなーって思ってさ？」
じゃぱ「えええぇ…ww流石にそれは……ん゛ん゛ん゛いや、ないっしょ…www」
A「あれ、そういえばあの子どこに行ったのかな…？」
きょろきょろと辺りを見回すA。
もふ「ん？あの子って？？」
A「青色のエンダーアイなんだけど、その子が私の足を治してここまで連れて来てくれたの」
もふ「！…(青色の、エンダーアイ…)」
自分の体験した事と重なる話に吃驚するもふ。
どぬくの刀から白いエンダーアイが現れ、どぬくの胸に戻って行った事を思い出す。
もふ「…」
そんなもふとAの間に”呼んだ？”と言うように、ひょっこり現れた青いエンダーアイ。
もふ「ぅわ！？」
A「あ！この子ですよ。まるで自分の意思を持ってるようで、すごいですよね」
そして、Aの周りをくるくると回るエンダーアイはなんだか嬉しそうで。
”じゃあね”と挨拶をするように一度Aの首元に擦り寄って、すっと離れた。
A「あっ、どこへ行くの？」
そのまま一直線に白雪姫…ではなく、なおきりの元へ。
じゃぱ「あわゎわゎわ、なお兄の唇がシヴァさんに奪われちゃうよーーっ！！？」
紅くなった顔を両手で覆いつつ、指の隙間から覗き見るじゃぱぱ。
シヴァが真剣な面持ちでなおきりの後頭部をぐっと引き寄せ唇を近づける。
もふ「ちょっ、何してんの？！」
A「わっ」
視界に映る前に、瞬時にAの目を覆うもふ。
後頭部を引き寄せた事で浮いた背中から青いエンダーアイがするりと入り込む。
するとーー…
ぱちり。
事の寸前でなおきりが目を覚まし、目と目が合う二人。
なお兄「…え。」
シヴァ「…あ。」
頭が覚醒し始め、目の前の状況を理解したなおきりの叫び声は空へと轟いたのだった。
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ミナギ(プロフ) - 面白いと言って頂けて幸せです〜！( ◜‿◝ )♡次のお話も、もうすぐ投稿しますので良ければ是非、見に来てくださいね！ (2022年7月27日 17時) (
レス) id: 7046aa38a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - うわわ面白いです。早く次の話が見たいよー。 (2022年7月27日 8時) (レス) @page32 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - ストロベリータルトさん» コメントありがとうございます〜!応援、とっても力になります！かっこいいからぴちの皆さんを想像して書いていこうと思っていますので、また良ければ見に来てくださいね(*´ω｀*)頑張るぞ〜！ (2022年7月16日 23時) (レス) id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリータルト(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて頂いております！これからも頑張って下さい！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2022年7月16日 22時) (レス) @page28 id: 6f84096ecb (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - kakaokuunn?@とうりすさん» ありがとうございます！亀更新ですが、また見に来て頂けたら嬉しいです(*´ω｀*)宜しくお願いします！ (2022年5月22日 18時) (レス) @page21 id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナギ | 作成日時：2022年1月14日 1時
