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それから程なくしてジンはとある集団にスカウトされて入団を果たした。
最初は下っ端の雑用係的な役割だった。加えてジンのオッドアイ。
周りと比べてジンが特別な存在であった故、必然的にメンバーはジンをいじめ出すのだ。
子供というのは、特別な物を嫌う奴らだ。組織内では特に、子供たちの醜い嫉妬心は強くなる。
だがその集団にはメンバーを監視するトップが存在し、集団を管理している。
その為、いじめは陰で目立たぬ程度に行われていたのだ。
ある日。ジンはいじめっ子たちによって組織の建物から追い出されてしまった。
中へ戻ろうとするも鍵は閉められ、どうしようにも術がない。だが、建物内へ入らないと命の危険がある。
そこでジンは落ちていた針金を使って建物の裏口をピッキングし、無事に中に入ることができた。
その際、組織のセキュリティーが甘いことに気がつき、トップにこう提案した。
“もっとガードを固くすべきだ”と。
当時のトップはジンの才能に可能性を感じ、セキュリティー関連を提案したジンに全て任せることを決断したのだ。
しかしメンバーたちは反対し、その中にはジンを邪魔する者も現れた。
当時、集団内での権力が弱かっただったジンにとってトップの決断は、ジンが出世する大チャンス。
ジンは邪魔する輩に目もくれず、黙々とキーボードを打ち続けた。
それから一年後。
集団所有の建物には全て、出入り口に指紋認証・パスワードが搭載された。
それが功をなしたのか、建物内に侵入する犯罪者の数は明らかに減少したのだ。
それを知った当時のリヒトのリーダーはジンの能力を買ってジンをリヒトにスカウトし、リヒトにもセキュリティー強化を頼んだ。
ジンは以前所属していた集団と同様に指紋認証・パスワードを搭載。加えて色彩認証と防犯カメラも設置した。
また、ドアを何重にも重ねて並大抵の衝撃では壊れないように整備された。
そのせいだろうか。リヒトを攻める犯罪者の数はみるみる激減し、それにはみんなが目を見張る程だった。
いつしかプリズンタウン内では“タウンで1番厳重な扉”と称され、殆どの子供はリヒトに入団を申し込むようになったらしい。
それに伴いジンは補佐へと昇格。
そうして現在に至るのだ。
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アイスノン - TENNさん» こちらは甘利と呼ばせて頂きます (2023年4月9日 16時) (
レス) id: d0c3f58eff (このIDを非表示/違反報告)
アイスノン - TENNさん» 了解です (2023年4月9日 16時) (レス) id: d0c3f58eff (このIDを非表示/違反報告)
TENN - アイスノンさん» 返信が遅くなり誠に申し訳御座いませんでした。同じく武田君に仕える者同士として関わり合えたらと考えております。幼少期から度々顔を合わせており幼馴染では有りませんが小さい頃からの旧知の仲の関係です。呼び方は「涼」で御願い致します。 (2023年4月4日 14時) (レス) id: 4719593f7c (このIDを非表示/違反報告)
アイスノン - TENNさん» 了解です。具体的にはどのような関係でしょうか (2023年3月31日 19時) (レス) id: baa4cd0d64 (このIDを非表示/違反報告)
TENN - 失礼致します。【われくろ】に【甘利虎泰】で参加していますTENNと申します。此の度はアイスノン様宅の涼ちゃんと甘利で友人関係を組んで頂きたく御連絡させて頂いた次第で御座います。御検討の程宜しく御願い致します。 (2023年3月31日 18時) (レス) id: 4719593f7c (このIDを非表示/違反報告)
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