#プロポーズ ページ10
「あのさ」
「俺、Aのこと好き」
『……うん、知ってる。
私もだよ』
お互い勘づいていたのに、どうして今まで言えなかったのだろう
今言うために言わないで置いた?
そんなこと分かるはずない。誰にも。俺たちにも分からない。
「………ずっと、渡せなかったものあるんだよね」
俺は鞄の中から、小さな箱を取り出した。
「……こんな形で渡すことになっちゃってごめん。
いつかは渡そうって、ちょっと前に買ってたまんまだったんだけど……なかなか渡せなくって。
あのね、
Aはもういなくなっちゃうかもしれない。俺、ホントはそんなの嫌だよ
でも、なにもしなかったらもっと後悔する
だって、こんなにも好きなんだよ?」
『うん、』
Aの手を取り、目を見つめて言う。
「最高の贈り物したげる、だから、
僕と、結婚してください」
『………はい、!』
こんなにも綺麗に涙を流す人を、僕は初めて見た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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丼川とぅもろー(プロフ) - 、さん» 外すのを忘れていました…ご指摘ありがとうございます。 (2018年3月13日 23時) (レス) id: e208da93f1 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月13日 17時) (レス) id: 8a05c3805d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:丼川とぅもろー | 作成日時:2018年3月13日 11時