九十六:色々聞いてみようか、まずは ページ9
童磨には感情が元々ないという衝撃的な事を無惨からぶっちゃけられた次の日。
どういう訳か、丁度同馬が今日の当番だったし何故だか今日はお客さんがなかなか来ないため童磨にいろいろ尋ねてみることにした。
『ねぇ、童磨。童磨は今まで生きてきてて特別嬉しいとか、悲しいとか…思ったことはある?』
童磨「え〜〜…よく分かんないかなぁ。昨日無惨様が言ってた通り俺には生まれつきないからな〜〜」
うーむ、やっぱり無惨の見当違いとかじゃなくて本人にもないって自覚あるのかぁ…
カウンターそばの椅子に腰かけてはうーん、と首を捻る私。そんな私を不思議そうにポカーンと見ていた童磨は何か思い出したらのか手を叩く。
童磨「そう言えば!!死ぬ前にさ、首だけになったんだけれどその時にとある敵の女の子と話してたらさぁ……もう既に無い心臓が高鳴ってたんだよ!!あれが恋なのかなぁ?」
と、嬉々とした顔で話すもんだから意外と頑張れば感情というものも手に入れられるのでは…?と思ったが、突然乱入してきた恋愛話の方も気になる。
『それで…童磨はどうしたの?』
童磨「俺と一緒に地獄に行かないかい?って誘った!!その子も死んでたからさ!!」
『……そしたら?』
童磨「『とっととくたばれ糞野郎』って言われた!!素直じゃないよね!!」
……童磨よ、お前何したのかは私は知らないが
罵倒と共に見事に振られてますぜ…何したんだ本当に……
童磨「んー、もう1回会いたいなぁ……」
『そ、そっか…』
会ったところでどうすんだお前。
その言葉だけでお前がどこまで嫌われてんのかとか、部外者の私でも分かるんだぞ?
あー、でも……意外と「照れるなって〜」みたいなテンションでやりすごせるのだろうか?
まぁ、本人にしかわからないなぁ……。
九十七:人それぞれ違っててもいいじゃないか→←九十五:なんでそういうこと言っちゃうかなぁ
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