侍の国で鬼達と暮らします(二)【鬼滅の刃】【銀魂】

百二十六：赤い服を着た女か…趣味悪いようなそうでも無いような ページ39

『赤い着物を着た女……か』



隊士達の具合を一通り見終えた私は、隊士達全員がうわ言のように呟いていたその女が気になっていた。


そして何故か全員仲良く蚊に刺されているし…寝てればそりゃ刺されるわな…


はて…私が気づかないだけで幽霊がいるのだろうか……いや、幽霊じゃないとか？


でもなんでこんな屯所なんかに……



童磨「どうかしたの？」


『ん？いや…ちょっと気になったことがあって…』


近藤「まさかアイツら重病なのか…!?」


『いや、ただのショックと精神的疲労で寝込んでるだけ。2日寝とけば勝手に治る』


無惨「驚いただけで寝込むとは…軟弱な」

『無惨???アンタが喋りかけているそれは木だよ???大丈夫？熱中症？』


無惨「私は何も間違えない」


『あーーもう…!!』



完全に油断してた…日傘さしてるから大丈夫だと思ってたけど、無惨は夜兎族ではないし夜兎族以上に太陽がダメらしい…特に夏の日差し。


熱中症になり掛けてて…というかなってるから本来のキャラどこいった？である。



近藤「部屋は空いてるから…休ませてやっても平気だぞ？」

『じゃあ借りるわ』


童磨「無惨様、部屋の中に入りましょう」

無惨「あぁ…」

童磨「無惨様ーー!?そっちに部屋はありませんよ!?」


無惨「黙れ私は何も間違えない」


土方「アイツ熱中症だからキャラ保ってんのか保ってねぇのかもはや分かんねぇよ!!」


『はぁ……』



口調や言ってることはキャラ保ってるけど、行動はもはやそうではないね…戻ってこい無惨、今すぐに。


童磨が連れていこうとしてたら理不尽にも殴られていたので、私が無惨の腕を掴んで引っ張ったら不思議と抵抗しなかったので山崎君に布団を敷いて貰い寝かせた。


それでもって、冷えピタ貼った。



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