4-5 ページ29
「お、やっときた」
「ハオヒョンもう来てたんだ」
「1番に入ったからね。それより練習着見て」
ハオヒョンが見せてくれた練習着はGグループの象徴であるピンクと紫で構成されており、肩には銀色の4つのスターが燦然と輝いていた
『わあ………綺麗』
「すごく綺麗だよね」
「この輝きオールスターだけじゃん!すげえ〜〜」
周りの練習着を見渡すとたしかにオールスターの練習着だけ格別のように見えて少し嬉しくなる
たたまれていた一枚を取ってケイタくんが体に合わせた
「どう?似合う?」
『うん。ケイタくん紫とピンク似合うね。かっこいい』
「へへ^^こまうぉ〜」
『ヒョン。ハオヒョンの髪色ともすごく合うよ。綺麗だね』
「そうやって他の人ばっかり褒めて……、ありがとう。
でもほら、Aにもすごく似合うよ」
ハオヒョンが僕に練習着をあて、嬉しそうにうんうん、と頷く
僕が練習着を見つめていると、オールスターの練習着を見に来たオリーとマシューにドヤ顔で自慢するハオヒョンとケイタくん
ひん、と泣き真似をし僕の方へと避難してきたオリーとマシューを抱きしめ次は絶対オールスターで会おうね、と約束する
その後スターレベルごとに正式に練習着を渡され、他の人たちからの羨望の眼差しをひしひしと感じた
この練習着をちゃんと守り抜こう、そう思える瞬間でもあった
・
・
・
864人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えのもと | 作成日時:2023年3月19日 14時