男の子は苦手です。【桃】 (ページ14)

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お昼休み。

いつも通り大毅とご飯を食べようと、弁当を持って移動しようとすると大毅がわざわざ教室までお迎えに来てくれた。

赤「よぉ」

『ごめんね。わざわざ来てもらっちゃって』

赤「ええんやけどさ、」

顎で後ろさされるから何かと思えば、

また小瀧くん。

なんなの、ほんと ... 。

桃「ひとつだけ聞いていい？」

『なんなの ... 』

桃「いや、 Aちゃんやなくて、そっち。」

大毅に？

何

あからさまに嫌そうな顔をしてて、

不機嫌じゃん。

赤「 ... なんやねん、」

桃「重岡くん、やっけ？重岡くん、結構モテんのに、他の女の子と居ることないのに、ずーっとAちゃんと居るよな。なんで？」

赤「はぁ？俺が誰とおろうがお前に関係ないやろ。」

桃「んー、ほんなら聞き方変えるわ。 Aちゃんのこと好き？」

なんなの、何が聞きたいの。

何が目的なの？

『いいよ。大毅答えなくて。違うとこ行こう。

小瀧くん、これ以上私たちに関わんないで。』

大毅の手を取り、教室から出た。