にーい ページ3
私はいつも通りバーでお酒を飲んでいた。
いつもなら飲んで、酔って、春ちゃんに迎えに来てもらうけど今日は違った
5つぐらい横に座っている人。顔がどちゃクソ好みなんだが??
話しかけてこよう。うん。
ヒールをわざとらしくコツコツ鳴らしながら近寄る
「お兄さーんこんばんはぁ。隣、いいですかぁ?」
「え?いいと思ってんのか〜♡ブス女♡」
ちょっと待って、毒舌??プラスに猫なで声??
反則では??
「ええー??いいじゃないですかぁ、わたしぃおにぃさんめっちゃ好みなんですよォ」
あー、あたしめっちゃ声キモイな
だがかわい子ぶらなければ
「まじだるいわぁ〜萎えた、帰る」
は?ちょっとちょっと待って何とかして引き止めないと!!
「ちょ、お兄さん、まじで好みだから!行かないで!!ね?ね?お話しようよォ!」
お兄さんの足にしがみつきながら引き止めると周りの目は冷たいが何故かお兄さんの目は暖かくなった。
「ははっ、なんだ〜やっぱ面白いじゃん。いいよォ〜一緒に飲もうか♡」
まじきた、神じゃん、微笑みとかSSR級
「尊っ、」
「なんか言ったかー?」
「いえなんも」
そう言って私とお兄さんは飲み始めた。
名前は灰谷蘭さんというらしい。どっかで聞いた事あるようなないような。ちなみに年上。
「蘭さんでいいんすか?」
「蘭ちゃんって呼んで♡敬語も取って」
「喜んで」
「てかさー、久しぶりに面白いのとあった気がする」
「え、待って『お前、おもしれー女』状態??
待って最高すぎるんやが」
「何言ってるかわかんないけど、まじおもろいわ」
そう言ってからから笑う。絵になるよ。写真撮らせて、金なら払うから
「蘭ちゃんは仕事何してるの?」
「あ〜……リーマン?」
「疑問形やめてくれ、てかそのナリでで勤めれんの?」
「いけちゃうんだな〜これが♡」
そう思うのも無理ないよね、頭2色だもん
「つか名前は?」
「あたしの?」
「それしかないでしょ」
「……えーっと」
男に名前教えんなって春ちゃんに言われてんだよな……
なんか可愛らしい名前にしなきゃ、
そうだ、
「……透です。」
ごめんなさいっっっ全国の透さん
「へぇー、透ちゃんね」
「うっす、」
「仕事何してるの?」
「情報系のやつですね」
そんなたわいもない話をしていると迎えが来たようなので名残惜しいが帰ることにした。
554人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさ - くっっそ…大好きだぁぁぁぁ!! (3月31日 18時) (レス) @page24 id: 4170d6f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 春ちゃん、結婚しようか((作者様ありがとおおおお (11月30日 5時) (レス) @page24 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナツこんばんは - コメントありがとうございます。好きと言ってもらえてとても嬉しいです。これからもご愛読よろしくお願いします。 (2021年11月12日 22時) (レス) id: e404eb8dd9 (このIDを非表示/違反報告)
紡(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!!!!! (2021年11月9日 2時) (レス) @page16 id: b821776774 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナツこんばんは - コメントありがとうございます。春千夜くんの笑顔は凶器ですよ。 (2021年11月1日 22時) (レス) id: e404eb8dd9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピーナツこんばんは | 作成日時:2021年10月11日 21時