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じゅーよん ページ15

初めて見かけたのは東卍入って副隊長になった頃のことだった。



男しかいないはずの集会にオンナが2人。

ひとりはマイキーの妹で、そのよこに横に座っていたやつが綺麗だったことを覚えてる。




一目惚れだった。ひたすら綺麗で目を奪われる




隊長にあいつのことを聞いてみると『A』というらしい。

あの人は抗争をするときの司令塔の役目を務めるらしい。ただひたすら頭が良いと言っていた。




「なんだ、Aにでも惚れたか?」

「……そんなわけないですよ。」




「あいつはやめとけ、中身が残念すぎる。引くほどの面食いだ。」

「そうなんですね。」




隊長と話していたらそのAさんがこっちによってきた。

そしたら俺の顔にまつ毛が触れるくらいまで顔を寄せて来る。
顔全体に熱が集まった。




「うっっっわ、美少年、これはマスク取らなくてもわかるわァ、Theカワイイ系代表って感じの顔してる。最高じゃん、」






隊長がそいつを引っ張って





「おい、新人に手ェ出すんじゃねぇよ」


「やだなぁ♡ムーチョ君、手ェだすだなんてそんなぁ、Aちゃん照れちゃう」






「あー!A、目離した隙にはしりださないでよ」

「めんごめんごエマ、それより君、名前は?」








「えっ、えっとさっ、三途、春千夜です」


「おっけー、なんで呼んで欲しい?」


「……なんでもいいです」


「じゃあ春ちゃんって呼ぶわ」







ひたすら顔が赤くなった。

本当に惚れたみたいだ。パッと笑った顔が眩しかった。綺麗だった。







「あの、名前、教えて下さい」

「あ、あたし?常磐 Aだよ☆」







そう言ってマイキーの妹とあとからやってきたドラケンに引きずられながら何処かに行った。








「隊長どうしましょう、一目惚れしたみたいです」

「三途、お前本気か?」






それから何回も、俺から遊びに誘った。
Aさんは断ることもせずに毎回来てくれた。




マスクの下を見ても怖がらずにこの傷を「格好いい」と言ってくれた。




いつもの敬語じゃなく、本来の砕けた言葉で話しても何も言わないでくれた。




抗争で怪我した時も救ってくれた。




それから好きだと言った。




あいつはいつもの調子で




「まじ?両思いじゃん!付き合お」





と言ってくれた。嬉しかった。
でも、翌日からあいつは姿を消した。

じゅーご→←じゅーさん



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うさ - くっっそ…大好きだぁぁぁぁ!! (3月31日 18時) (レス) @page24 id: 4170d6f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 春ちゃん、結婚しようか((作者様ありがとおおおお (11月30日 5時) (レス) @page24 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナツこんばんは - コメントありがとうございます。好きと言ってもらえてとても嬉しいです。これからもご愛読よろしくお願いします。 (2021年11月12日 22時) (レス) id: e404eb8dd9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!!!!! (2021年11月9日 2時) (レス) @page16 id: b821776774 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナツこんばんは - コメントありがとうございます。春千夜くんの笑顔は凶器ですよ。 (2021年11月1日 22時) (レス) id: e404eb8dd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピーナツこんばんは | 作成日時:2021年10月11日 21時

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