暗闇で過ごした57分間 探鉱者 ページ26
この館にある氷室は梯子を床下つまり地下にあり行くには梯子を使用しなければならない、冷気を逃がさないための重い床の戸を頑張って上にあげてはつっかえ棒で固定してから、梯子で降りて専用のカバンに氷を入れて梯子で登り戸を閉めるというのが一通りの動きである。
氷が多く必要だったから二人で降りたのが運の尽き、つっかえ棒が外れて重い音を立て出入り口は閉まってしまったのだから。光が一切入ってこない闇の中を梯子に登りながら開けるなんて危ないし力不足で無理、そして氷室ということもありとても寒いので無駄な体力を使いたくない、氷から一番離れている場所に行き二人身を寄せ合って座り仲間が来るのをまとうこれがいい、氷室に行ってくるねと言い残してあるので後で気づくだろう。
「ノートン寒くない大丈夫？」
「うん…大丈夫だよ心配ありがとA」
意識を確かめるために声をかけるが、返ってくる声はとても弱々しく探鉱者の声色に苦しそうな息遣いが大丈夫ではないと教えてくれる。真っ暗なため顔なんて見えはしないが明らかに気分や体調を崩しているのに、大丈夫といわせてしまった、強がりを虚勢を張らせてしまった、申し訳ない気持ちが自分の中に広がっていくのを感じて自分自身に嫌気がさす、少しでも楽にする方法を考えては行動をとる
「手を繋ごうか」
彼は何も言わなかったが真っ暗な暗闇の中を手探りで手を探し当てて握ってきた、人は人の体温や感触で落ち着けることができると前にどこかで聞いたことがある、不確かな知恵だけれど今はそれに頼るしかないのだ。私の手は手袋などを着けていないが彼は着けているためそ手袋の感触が手に広がり、そして手袋越しの体温がじわじわと伝わってくると同時に手の震えも伝わる。
「無理して大丈夫とか言わせてごめんね」
息を引きつるような音が彼から聞こえ、手を握る強さが増しては小さくありがとといわれた、彼が感謝をすることはないのだろうだって当たり前のことなのだから…そんなことは口に出さずに私も手を握り返す、彼が少しでも安心できるように
暫くすれば上の出入り口あたりから光が差し込む、どうやら他の人が気づいてくれたようで安心した。ノートンに助かったねといえば、力がない顔でそうだねと返される、しかし声や手はもう震えていない
ホットミルクを飲んだ72秒後 傭兵→←餌付けして7分 占い師
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ミック(プロフ) - みこさん» 遅くなり本当申し訳ありません…本来ならばここまで遅らせるつもりなかったのですが初めてのリクエストと初キャラ及び日常のごたごたが…言い訳はここまでさせていただきます。初めてのリクエスト及びこの日までお待ちくださってありがとうございました。感謝いたします (2020年11月25日 0時) (
レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - あわわ？！冒険家のお話書いてくださってありがとうございます！めちゃくちゃ好きです！！！あの優しい感じかたまらん…！！！！ありがとうございましたヾ(●´∇｀●)ﾉ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - みこさん» 返信遅くなり申し訳ございません。ハスター様は崇拝対象ですね、わかります。この短編集での初めてのリクエストをお聞き出来てとても嬉しいです、ありがとうございます。終わり方がリクエストどうりになるかは謎ですが冒険家頑張って書かせていただきますね。 (2020年9月1日 19時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ハスター様はいつでも素敵。もし、リクエスト大丈夫でしたら失礼します…！冒険家で両方想いでお願いします！シチュは夢主が夜悪夢で眠れなくなってカートさんのお話を聞気に行く！というのをお願いしたいです。お暇なときで大丈夫ですのでよろしくお願いします…！ (2020年8月29日 2時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - 月光ガールさん» コメントありがとうございます、ジョゼフの小さな弱みを握って放す気はないことに対しての謝罪で笑顔にできたことをうれしく思います。これからも笑顔になれるようなものを作っていきたいと思います、コメント本当にありがとうございました。 (2019年7月30日 17時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミック | 作成日時：2019年5月18日 0時
