雪だるまをつくった2日後 占い師 ページ3
雪が積もった場所でゲームをした際に雪だるまを作っていた芸者をみつけてしまい、いっしょに大きな雪だるまを作ったのは二日前である。庭師のエマや医者のエミリーに機械技師のトレイシーと遊べたいい思い出ができたのだが、遊んだ二日後の今日に風邪を見事に引いてしまった。自室で女子力など皆無なくしゃみをしたり大きく咳き込んだりしながらベッドの中で震える、薬を飲んだからといってすぐに効くわけではないのは知っている、だからベッドの中で効くのを待つのだ。
眠くなるのを待つが一向に眠くはならないし熱が上がったらしく、少しボーっとしてしまう。無意識のうちに天井のシミを数えているとドアのノックが聞こえた、「どうぞ」なんていう気力がないのでドアをただ眺めていると、少し間をおいてドアノブを回す音が小さく響いた。
入ってきたのは水差しとコップが乗ってるお盆を持ち、肩にいつも梟を乗せては目を隠している占い師のイライ。
「返事がないから寝てたと思ったら起きてたんだね」
目を隠しているので口と声で今どんな表情をしてるかを察するが、今はそんなことの割く力がないので適当にジッと見る。肩に乗っている梟がもふもふで暖かそう
「汗をかいたぶん水分補給しないとだめだよ」
有無を問わずにコップに水を注いでは押し付けてくる、力がそんなに入らない体を起こしてコップを受け取り水を飲む、のどの渇きなどさほど感じていなかったが体は求めていたようで何度も水をお代わりをして飲み干したていて、彼はくすくすと笑いながら水を注いでくれていた。
コップをお盆にかえすと、水分補給がすんだ体が眠りを求めだしたのか眠気がじわじわと迫ってきた、ずっと占い師の肩にいた梟をおもむろに両手でできるだけ優しく両手で持ちあげてみると、梟は大人しくこちらをジッと眺めていたので自分の布団の中に入れてしまった、首元などにモフモフとした羽が当たるのが気持ちいい。眠気に負けて気が落ちる瞬間
「絶対に忘れてるよね?」
と聞こえた
そして起きた時に一緒に寝てくれた梟と私の部屋にあるソファーで横になっている占い師を見ては、天眼のことを思い出したのだ
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ミック(プロフ) - みこさん» 遅くなり本当申し訳ありません…本来ならばここまで遅らせるつもりなかったのですが初めてのリクエストと初キャラ及び日常のごたごたが…言い訳はここまでさせていただきます。初めてのリクエスト及びこの日までお待ちくださってありがとうございました。感謝いたします (2020年11月25日 0時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - あわわ?!冒険家のお話書いてくださってありがとうございます!めちゃくちゃ好きです!!!あの優しい感じかたまらん…!!!!ありがとうございましたヾ(●´∇`●)ノ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - みこさん» 返信遅くなり申し訳ございません。ハスター様は崇拝対象ですね、わかります。この短編集での初めてのリクエストをお聞き出来てとても嬉しいです、ありがとうございます。終わり方がリクエストどうりになるかは謎ですが冒険家頑張って書かせていただきますね。 (2020年9月1日 19時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ハスター様はいつでも素敵。もし、リクエスト大丈夫でしたら失礼します…!冒険家で両方想いでお願いします!シチュは夢主が夜悪夢で眠れなくなってカートさんのお話を聞気に行く!というのをお願いしたいです。お暇なときで大丈夫ですのでよろしくお願いします…! (2020年8月29日 2時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - 月光ガールさん» コメントありがとうございます、ジョゼフの小さな弱みを握って放す気はないことに対しての謝罪で笑顔にできたことをうれしく思います。これからも笑顔になれるようなものを作っていきたいと思います、コメント本当にありがとうございました。 (2019年7月30日 17時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミック | 作成日時:2019年5月18日 0時